荒川太郎ニュース

J１、FC東京vsサガン鳥栖。28日、８位のFC東京と、14位のサガン鳥栖の試合が、東京国立競技場で行われた。試合前の時点で、FC東京のFW渡邊は15得点で得点ランクリーグ２位。一方のサガン鳥栖のFW豊田は14得点。日本代表にも選出され、注目が集まる。

前半はFC東京が攻め続ける時間が続いたが、サガンはこれに耐え、40分に豊田が味方のクロスに頭で合わせて、少ないチャンスをものにした。今シーズンの15点目。直後の41分、サガンの池田が冷静に決めて２−０。前半はサガンが少ないチャンスを確実にものにしたのに対して、FC東京は攻めながらも決めることができなかった。

後半16分、FC東京はルーカスと平山を投入。前線にルーカス、平山、渡邊を置いて得点を狙う。これが功を奏し、後半36分、平山がクロスに頭で合わせてゴール。彼の持ち味を生かした得点で２−１とする。これで勢いに乗った東京は、39分に渡邊が決めて２−２の同点に追いついた。

しかし直後の40分、サガンは再び豊田が決めて３−２と突き放した。豊田の今シーズン16点目。両チームの注目のFWが互いに点を取り合い、見ごたえのある試合になった。その後、鳥栖は５バックにして守りに徹した。鳥栖のキーパー林は再三ファインセーブでゴールを守った。守り切った鳥栖は３-２で勝ち、これでリーグ戦３連勝だ。

両チームのエースが点を取り合い、期待通りの活躍を見せてくれた。豊田はこれからも代表に呼ばれるのだろうか。これから注目したい選手だ。



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