荒川太郎ニュース

ウルグアイはFIFAランク12位、南アフリカワールドカップ４位、南米選手権優勝、コンフェデレーションズカップ４位と、このところの世界の舞台での活躍が目立つ。FWフォルランは、南アW杯のMVP。FWスアレスは、昨季イングランドプレミアリーグ得点ランク２位。超強力な２トップがスタメン出場。

日本は１トップに先日の東アジアカップ優勝の立役者、柿谷をスタメンで起用。本田、香川、岡崎ら海外組とどのように絡むのか期待された。

前半27分、スアレスのドリブルからフォルランへのパスが通り、これをフォルランが確実に決めて１−０。一瞬のスキをつかれた。29分にはフォルランに直接フリーキックを決められて２-０とされた。さすがは世界を代表するFWだ。

後半７分、DF吉田のクリアしたボールががスアレスの正面に飛び、これを決められて３−０。相手のミスを見逃さず確実に決めてくるところは、さすがにプレミアリーグ得点ランク２位だ。

しかし日本も諦めずに反撃に出る。後半９分、遠藤⇒本田⇒岡崎が絡んで、香川がきめて３−１。
しかし13分、ゴンサレスに決められ、４−１。18分、ザッケローニ監督は柿谷に変えてサガン鳥栖の豊田を投入。

27分、日本にフリーキックのチャンスが訪れる。これを本田がブレ球ではなくカーブをかけたキックで決めて４−２とした。

ウルグアイは固い守備から、スアレス、フォルランにボールが渡ると個人の力でゴールまでもっていく。強力フォワードの活躍で日本は敗れた。日本はチャンスは作るもののなかなか決めることができなかったのに対し、ウルグアイは確実に決めてくるところは、さすがに世界トップクラスのFW陣だ。日本がこのレベルに達するには、あと一歩、何かが足りない。


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