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2023年10月12日
ダイエット中だけどラーメンが食べたい…そんな時のちょい足し1品とは?
ダイエット中だけどラーメンが食べたい…そんな時のちょい足し1品とは?
写真はイメージです Photo:PIXTA
ダイエット中で食事に気をつけていても、無性にカロリーの高いラーメンやカレーを食べたくなってしまう……。しかし、そんなときでも使われている具材に目を向けることで罪悪感を減らすことが可能だという。医療記者の朽木誠一郎氏の著書『健康診断で「運動してますか?」と言われたら最初に読む本 1日3秒から始める、挫折しない20日間プログラム』(KADOKAWA)より一部抜粋・編集してお送りします。
ボディメイク中でも
「罪悪感なし」のカレー
どうしてもカレーを食べたくなることって、ありますよね。惜しむらくは、やはりカレーも、ボディメイクをしているとなかなか手を出しにくいメニューであるということ。カレーのペーストは小麦粉、じゃがいもは根菜、おかわりしたいライスは言うまでもなく、炭水化物祭りとでも言うべきC(炭水化物)のラッシュだからです。
アプローチできるところはどこかと考えてみたとき、じゃがいもは1つのターゲットでしょう。それが美味いのだという意見もわかるのですが、そもそもなぜ炭水化物(じゃがいも)で炭水化物(ライス)を食べているのか、という根本的な疑問はあるからです。このとき、置き換え食材としておすすめなのがキャベツ。単純にカロリーだけで比較しても、じゃがいも可食部100グラムあたり76キロカロリーに対し、(ゆで)キャベツ19キロカロリー。炭水化物量18グラムに対して4.8グラムです。キャベツも食物繊維が豊富な食材であり、きのこ同様の効果が期待できます。キャベツもカレーに合うというか、カレーはもはや何でも合いますから、心配は不要。トマトベースのカレーの方がより相性がいいかもしれません。
もう1つ、もしそもそものカレーの形を変えてもいいなら、キーマカレーがおすすめです。みじん切りにした具材を使うキーマカレーは、ハンバーグ同様にかさましが可能。キャベツだけでなく、きのこなども追加し、満足感と健康を両立させられます。
図_ちょい足しでカロリーオフするイージー・トリック
本書より。ちょい足しでカロリーオフするイージー・トリック 拡大画像表示
見直すべきラーメンの
「古くて新しい」食べ方
ボディメイク中にもっとも縁遠く感じるのがラーメンかもしれません。もちろん、こってり系はおすすめしづらいのですが、そうでないラーメンであればその限りではありません。栄養成分表を眺めていると気づきますが、こってりの汁を飲み干さなければ、ラーメンであっても栄養素やカロリーの面でうどんやそばとそこまで大きな差はないのです。
一方で、やはりPFCバランスの大きな偏りは否めません。どうしても突出してしまうのがC、炭水化物です。そしてこれはうどんもそばも同じ落とし穴だと言えるでしょう。こうした悩みに応えるため、世の中には「糖質0麺」といった商品があります。ダイエットには便利なのですが、正直、そこまでおいしくはありません。日常的に食べ続けることは難しいでしょう。
ここで私たちが見直すべきは、もやしの存在です。もやしは「栄養がない」と誤解されていますが、実は塩分を排出する働きがあるカリウムや、ビタミン、食物繊維が含まれています。何よりも、古くからラーメンの具材として添えられてきたもので、相性が抜群。入っていてイヤな気持ちにならないというのは、糖質0麺などの新しい選択肢が増えた今、あらためて新しい魅力です。もやしを多めに入れ、麺を少なめにすれば、ラーメンの弱点を克服できます。
あのヘルシースイーツは
家で簡単に作れる
書影『健康診断で「運動してますか?」と言われたら最初に読む本 1日3秒から始める、挫折しない20日間プログラム』(KADOKAWA)
『健康診断で「運動してますか?」と言われたら最初に読む本 1日3秒から始める、挫折しない20日間プログラム』(KADOKAWA)
朽木誠一郎 著
ボディメイク中に大事なのは、「食べたい」をガマンしすぎないこと。そのため、特に気力に余裕がないときなどは、ガマンの限界により緊張の糸がぷつりと切れ、ドカ食いに走ってしまうこともあり得ます。そんなときに助けになるのが「おいしい」と「ヘルシー」を両立したスイーツ。筆頭が「こんにゃくゼリー」です。
前述した糖質0麺も実は主な原料はこんにゃくなのですが、やはりあの食感は麺としてはなじまないという永遠の課題がありそうです。一方で、ゼリーというのはこんにゃくと食感の差が少なく、私などが言うまでもなく「こんにゃくゼリー」はとっくに市民権を得ています。ゼラチンや寒天不使用でカロリーオフ、甘味料次第では0カロリーのスイーツですが、そんなこんにゃくゼリーは、実は自作できるのです。
こんにゃくゼリーのもとになるこんにゃく粉は、業務用スーパーやアマゾンなどで簡単に購入できます。そして、作り方も寒天やゼリーとそこまで変わりませんし、これらに混ぜてもOK。味のもとになるジュースなども、各自の好みの範囲で薄く調整すれば、ヘルシーなスイーツを常備しておくこともできます。これも週末などにボウル一杯に作っておけば、食後の楽しみに。カロリー0ゼリーを買い続けるよりコスパもよいと言えます。
写真はイメージです Photo:PIXTA
ダイエット中で食事に気をつけていても、無性にカロリーの高いラーメンやカレーを食べたくなってしまう……。しかし、そんなときでも使われている具材に目を向けることで罪悪感を減らすことが可能だという。医療記者の朽木誠一郎氏の著書『健康診断で「運動してますか?」と言われたら最初に読む本 1日3秒から始める、挫折しない20日間プログラム』(KADOKAWA)より一部抜粋・編集してお送りします。
ボディメイク中でも
「罪悪感なし」のカレー
どうしてもカレーを食べたくなることって、ありますよね。惜しむらくは、やはりカレーも、ボディメイクをしているとなかなか手を出しにくいメニューであるということ。カレーのペーストは小麦粉、じゃがいもは根菜、おかわりしたいライスは言うまでもなく、炭水化物祭りとでも言うべきC(炭水化物)のラッシュだからです。
アプローチできるところはどこかと考えてみたとき、じゃがいもは1つのターゲットでしょう。それが美味いのだという意見もわかるのですが、そもそもなぜ炭水化物(じゃがいも)で炭水化物(ライス)を食べているのか、という根本的な疑問はあるからです。このとき、置き換え食材としておすすめなのがキャベツ。単純にカロリーだけで比較しても、じゃがいも可食部100グラムあたり76キロカロリーに対し、(ゆで)キャベツ19キロカロリー。炭水化物量18グラムに対して4.8グラムです。キャベツも食物繊維が豊富な食材であり、きのこ同様の効果が期待できます。キャベツもカレーに合うというか、カレーはもはや何でも合いますから、心配は不要。トマトベースのカレーの方がより相性がいいかもしれません。
もう1つ、もしそもそものカレーの形を変えてもいいなら、キーマカレーがおすすめです。みじん切りにした具材を使うキーマカレーは、ハンバーグ同様にかさましが可能。キャベツだけでなく、きのこなども追加し、満足感と健康を両立させられます。
図_ちょい足しでカロリーオフするイージー・トリック
本書より。ちょい足しでカロリーオフするイージー・トリック 拡大画像表示
見直すべきラーメンの
「古くて新しい」食べ方
ボディメイク中にもっとも縁遠く感じるのがラーメンかもしれません。もちろん、こってり系はおすすめしづらいのですが、そうでないラーメンであればその限りではありません。栄養成分表を眺めていると気づきますが、こってりの汁を飲み干さなければ、ラーメンであっても栄養素やカロリーの面でうどんやそばとそこまで大きな差はないのです。
一方で、やはりPFCバランスの大きな偏りは否めません。どうしても突出してしまうのがC、炭水化物です。そしてこれはうどんもそばも同じ落とし穴だと言えるでしょう。こうした悩みに応えるため、世の中には「糖質0麺」といった商品があります。ダイエットには便利なのですが、正直、そこまでおいしくはありません。日常的に食べ続けることは難しいでしょう。
ここで私たちが見直すべきは、もやしの存在です。もやしは「栄養がない」と誤解されていますが、実は塩分を排出する働きがあるカリウムや、ビタミン、食物繊維が含まれています。何よりも、古くからラーメンの具材として添えられてきたもので、相性が抜群。入っていてイヤな気持ちにならないというのは、糖質0麺などの新しい選択肢が増えた今、あらためて新しい魅力です。もやしを多めに入れ、麺を少なめにすれば、ラーメンの弱点を克服できます。
あのヘルシースイーツは
家で簡単に作れる
書影『健康診断で「運動してますか?」と言われたら最初に読む本 1日3秒から始める、挫折しない20日間プログラム』(KADOKAWA)
『健康診断で「運動してますか?」と言われたら最初に読む本 1日3秒から始める、挫折しない20日間プログラム』(KADOKAWA)
朽木誠一郎 著
ボディメイク中に大事なのは、「食べたい」をガマンしすぎないこと。そのため、特に気力に余裕がないときなどは、ガマンの限界により緊張の糸がぷつりと切れ、ドカ食いに走ってしまうこともあり得ます。そんなときに助けになるのが「おいしい」と「ヘルシー」を両立したスイーツ。筆頭が「こんにゃくゼリー」です。
前述した糖質0麺も実は主な原料はこんにゃくなのですが、やはりあの食感は麺としてはなじまないという永遠の課題がありそうです。一方で、ゼリーというのはこんにゃくと食感の差が少なく、私などが言うまでもなく「こんにゃくゼリー」はとっくに市民権を得ています。ゼラチンや寒天不使用でカロリーオフ、甘味料次第では0カロリーのスイーツですが、そんなこんにゃくゼリーは、実は自作できるのです。
こんにゃくゼリーのもとになるこんにゃく粉は、業務用スーパーやアマゾンなどで簡単に購入できます。そして、作り方も寒天やゼリーとそこまで変わりませんし、これらに混ぜてもOK。味のもとになるジュースなども、各自の好みの範囲で薄く調整すれば、ヘルシーなスイーツを常備しておくこともできます。これも週末などにボウル一杯に作っておけば、食後の楽しみに。カロリー0ゼリーを買い続けるよりコスパもよいと言えます。
タグ:ダイエット