B社での体験はいろんな意味で勉強になり
ました。特に搾取について。
B社については上記カテゴリを始め、現場の
結末についてはこれまで書いてきたのですが
全国規模の会社で待遇等表向き一流企業然と
しながら、クライアント側と結託し現場で
勝手な人事を遂行していた点にあります。
所長・隊長が人事権を掌握し、逆らえばクビ
にする強権発動。ダブルバインド(二重拘束)
で部下を管理ではなく「支配」する構図。
人事権は支店(旧帝大のある都市にほぼ設置)に
あったにもかかわらず、所長・隊長で独占する
職権濫用ぶり。
僕はそんな環境に招かれ、頑張ってしまいました。
隊長は日勤のみなので、夜間・休日は副隊長が
代行。その副隊長も手当削減された班長に置き換え。
厄介な事は夜間・休日に起きるものです。体制も
手薄になり責任も重くなります。
隊長や副隊長など責任者になった人間は、クビか
降ろされるかといったヒストリーを持つ職場。
前隊長がクビになり、僕が代わりに入社したの
です。
こんな現場では、如何に自己保身を図るかが鍵と
なります。厄介な事は責任者に振り、他人のせい
にすればよい。平隊員の生き残り戦略。
下手に前に出れば、班長に推され終わりの
始まりになります。隊長は平隊員はレベルが
低いと班長を叩いていましたが、そんな環境
にしたのは誰なのか?
責任者を「消費」して成り立つ現場の行く末は
知れたものです。前隊長のクビを切った時点で
職場転覆の伏線は用意されていました。
しかし隊長は上記の結末になって内心ホッと
したのではないか?彼が一番恐れていたのは
B社が警備業法違反で摘発され、連座して
処罰される事。
そうなれば資格は全て剥奪、5年間警備業界
から追放です。今の職場の同僚である元C社
常務のように・・・
現場でやりたい放題の職権濫用を行い、恨みを
買った割には最悪の結末を逃れた。これは所長
&隊長にとってベターな落とし所だったのでは。
dTVチャンネル
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