B社がリーマンショックに伴う人員削減という
名目で、2人クビを切り10人体制の時の話です。
2018‐8‐21の記事にあるように、2人減のシフト
は厳しいものでした。1人補充し11人体制にする
予定でしたが、採用の動きは見えてきません。
「速攻で首を切って、採用はゆっくりゆっくり」
という隊員のうめき声に近い不満噴出。
年末になり、警備している外資系保険会社
オフィスは正月休みに入ります。
そこで居眠りで副隊長を降ろされた隊員が
隊長に進言。
「裏シフトを作って一人少ない人員で回せば」
彼は元設備屋だったので、この手の悪知恵には
長けているようです。
しかし、隊長は却下しました。清掃ならともかく
警備は問題が起きた時、誰が勤務していたかが
厳しく問われるとの事。
元副隊長はさらに、休日は男性隊員が受付も
行うロビーのポストについて、土曜だけでも
受付女性を出勤させられないかと提案。
ちなみに平日は、ロビー内に受付ブースがあり
受付女性はその中で業務を行います。男性隊員
はブースの外で立哨。休日は基本来客時のみ
男性隊員はブースの中に入ります。
要は来訪者の少ない休日、ロビーに受付女性が
いれば無人にならず警備業務は成り立つという
考え。不穏な時は男性隊員を呼べば良い。
だが隊長は却下しました。女性隊員が土日祝
出勤する契約にない、という理由。
個人的には受付女性がウンと言えばOKと
思うが・・・言う訳ないか。
それなら契約を変えろ、と不満を漏らす男性
隊員。それだけ10人のシフトはきついもの
でした。当務→明→当務の繰り返しが続く。
隊長と所長はこの手の不満がどこへ向かうのか
計算できていなかったようです。2人強権発動
で辞めさせたので、力で抑えられると過信したか。
そもそも裏シフトという発想が出てくること
自体、警備隊が崩壊している事の証左でした。
男性隊員同士のみならず、女性隊員への不満
も溜まっていったのです。僕が辞めた後は
さらにエスカレートし、ある女性受付と揉めて
会話しなくなった男性隊員も。
このような背景があり、インターネット掲示板
の書き込みで職場の暗黒部が晒されて業者交代
となったのは、以前の記事で紹介しましたが
転覆するべくして転覆した組織でありました。
幼稚な警備ごっこと気づかずに、真剣勝負と
付き合った僕は単純だったのです。
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