ピンキリなのですが、いわゆる「ピン」の
隊員さんたちから聞く話です。
もう65歳を過ぎて会社でも長老格ですが、
20年以上の経験を持つベテラン隊員で、指導
教育責任者(1号)の資格も持っています。
その隊員さんたち曰く、僕の仕事をもっと早く
気づいていれば就きたかった、と言います。
僕の仕事は港湾施設保安職員(非正規)ですが
1年更新を繰り返す形態です。非正規職員でも
勤続10年以上の人もおり、労使交渉の成果です。
但し勤務時間の制限があるので、警備員さんの
ように荒稼ぎはできません。福利厚生面で恵まれ
ているとはいえ、上記のコメントが出た理由とは?
それは「やってもやっても報われない閉塞感」
ではないのでしょうか。ベテランの隊員さん
達は、会社からの命令を責任者として遂行。
新規現場を立ち上げたり、部下の指導教育面でも
業務に貢献してきたはずです。無理難題もあった
でしょう。それに見合った報酬がなかった、
という虚無感がこの年になって噴き出た。
日雇い延長の雇用形態なら、もっと気楽に仕事を
させてくれ、と言う声が聞こえてきそうです。
事務所に上がり、幹部へという隊員は既に決まって
いる出来レース。
頑張って会社に貢献するほど搾取される、という
想いも分かります。僕もそれで悩んでいる時に、
幸運にも今の職場に巡り合ったのです。
前出の隊員さんたちは、僕の年齢の時に募集が
あれば受けていたのに、と語る背景には隣の芝生
は青く見える、のとは少し違う気がします。
僕も警備員を続けていたら、指導教育責任者の
資格を命令で取らされ、上記隊員さんたちの年齢
になって、同じ事を呟いていたでしょう。
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