僕が警備員を辞めた理由

父が回復した後、主任は対応の遅れを僕に謝罪しました。結果
オーライでしたが、他人を構う余裕はD社警備員にはないのかな。

この頃、僕らの後に市役所を落札した警備業者が５年経ち入札に
負け、繋がりのあるD社に数名流れてくるとの話を聞きました。

何人か知っている隊員がいますが、資格検定を持った隊員ばかり。
市役所精鋭部隊の人材をぜひD社に、という話が裏で進行中か。

その警備会社の敗戦処理と、D社の施設警備部隊再編が連動して
僕を巻き込んでいきます。水面下で警察OBの部長が動いていました。