「燃える闘魂」アントニオ猪木さんが
亡くなられたという報道がありました。
謹んでお悔やみ申し上げます。
今回は警備とはあまり関係は
ありませんが、プロレス好きの人が
多いようなので記事にしました。
猪木さんといえば、カリスマで人を魅了
する演出も抜きんでていましたね。
ハルクホーガンとの闘いは、安倍首相
(当時)も手に汗握るものであったと
語っています。
第一回IWGP決勝戦の盛り上がりは
プロレス史上最大のものでした。
古館アナの名言や、観客も一体となって
語り継がれる名勝負となりました。
ただ次回のIWGP決勝戦の顛末を見ると
時代を先取りし過ぎた面もないとは
言えません。
これを転機に、プロレスは格闘技という
よりも格闘演劇である、という声が
高くなってきたのです。
それでもエンターテインメントとしての
演出が冴えていたのは、猪木さんの功績
でしょう。
今回僕が言いたいのは、警備であっても
演出が大事、ということ。
警戒感を醸し出すうような演出。
無駄かもしれないが、後で責めを
受けない為の、動いてます演出。
要するにパフォーマンスによる
ところが大きい。
クライアント側や顧客にとって、
警備という仕事は、何も起きなければ
サボっているように思われます。
そうなると、どんどん仕事が増やされ
いざという時に、身動きが取れなくなって
しまう。
そうならないように、仕事をしています
という演出が大事なのです。動いている
所を見せる。
これはいわゆる「見せる警備」に通じる
ところがあります。
見せる警備を上手に使うことによって、
理不尽な業務負荷を減らすことができる。
わざとらしい立ち回りまでしなくても
いいのですが、動いてますよ仕事して
ますよというアピールが大事。
黙々と取り組んでいれば、見ていて
くれるというのは、クライアント側が
警備を知っている場合に限られます。
警備を知らない側に対して、適度な
アピールをすることも、職場防衛に
資するものなのです。
猪木さんのようなカリスマでなくても、
周囲にアピールするメリットの話でした。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image