今回は、僕の警備員時代を回想して
警備員としてのスキルアップの近道に
ついて、語ろうと思います。
今回は警備員となり、最初に従事する
であろう、交通誘導警備(2号業務)に
ついてです。
交通誘導警備業務も、いろいろありますが
その中でも王道、花形?といえるのが
片側交互通行。
これは2車線の道路で行います。
一車線を工事で潰す為、電車でいえば
道路は単線の線路のようになります。
規制区間の両端に警備員を配置。規制区間
であっても、重機が移動するなどの事情に
よって、警備員を増員する現場もあり。
片側から車両を流す時には、もう片方を
止める。この繰り返し。この両端配置の
警備員の働きが、現場の品質を決めます。
お互い遠く離れていたり、カーブで相方が
見えなかったり、規制区間が長かったり
する場合は、無線を使います。
無線を使いこなすのは、交通誘導警備員
必須スキルと言えそうですが、無線を
使わない片交もあります。
これは条件が限られ
・警備員は規制区間両端の2名のみ
・お互い見通しの良い直線区間(昼間)
無線を使わない片交は、スキル向上に
大いに資するもの。
僕もやったことがありますが、無線に
頼らない連携、コミュニケーションを
行う仕事は、スキルの幅を拡げます。
相手の動きをよく見て、車両を流して
いいかどうか判断する。また相手からの
合図には、旗で返事したりします。
この辺は、上手い人と組んだりして
スキルを盗むのが近道。盗むと言っても
上手いと思った所を模倣する。
SNSでは、無線が故障して中継旗要員
を置いて片交を行った、という投稿も
ありました。
交通誘導警備、特に片交が上手い隊員は
どこにいっても重宝されるでしょう。
最後に、警備に初めて就いて交通誘導
警備に従事するときの心構え。
「道路で旗振りやって、何になるんだ」
と考えるのではなく
「長時間立ち続ける体力を付ける訓練」
「危機管理意識を鍛えるんだ」
と思って従事すると、次に繋がります。
それが施設警備であっても、警備以外の
仕事であっても同じです。
このままでは終わらない、自分を鍛える
プロセスなんだ、という姿勢が大事なの
です。
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