ドラマ「炎の警備隊長 五十嵐杜夫」に
ついて語ります。
上記ドラマは、ご覧になった方も多いと
思います。今回もネタバレを含みますので
以下閲覧注意です。
消防士時代に、部下を殉職させてしまった自責
から、警備員に転職した主人公・五十嵐杜夫。
小林稔侍さんが演じています。
五十嵐隊長率いる警備隊は、主に1号業務
(施設警備)に従事しています。
ドラマならではの演出もあったりします。
巡回中に人が死んでる( ゚Д゚)
警備を知る人なら、ツッコミどころ満載
のドラマなのですが・・・
五十嵐隊長が、部下と衝突しならがらも
共に成長していく人間模様が見どころの
一つでしょう。
第六話(炎の警備隊長・五十嵐杜夫6)で
心に残った名言があります。
部下の女性隊員が、警備員を辞めたいと
申し出たのに対し、説得する五十嵐隊長。
彼女は学生時代いじめられ、弱い自分が
嫌で武道を習ったり、自衛隊に入ったり
した。
でも、弱い自分は変えられなかったと
隊長にこぼします。
そこへ隊長は以下のように諭します。
「自分を変えようと努力できる人間は、
強い人間なんだ。イジメに耐えて、
生き抜いたおまえは、強い人間だよ」
部下の女性隊員は、自分の満足できる
結果が出ないから、ダメだと思った。
しかし結果ではない。自分を変えようと
努力するプロセスに意義がある。
翻って僕自身も、警備員が嫌だった。
これ、もっと深堀すると警備員で終わる
自分の人生が嫌だった。
僕は警備員を脱出するプロセスで、自分の
人生を変えようとしていたのです。
だから、警備がイヤという動機で転職も
全然不純ではない。
転職を試みるプロセスで、人生を変えよう
そんな意識へ自然と導かれていった。
転職は、新たな自分を捜す旅なのです。
警備を天職と任じ、日々精進している人
はともかく、適当なところで満足している
隊員の多い事。
僕もそんな立場であれば、今でも警備員を
続けていたかも知れません。
しかし、業界はそれを許しませんでした。
僕も警備業界でイジメみたいな搾取や、
強権発動をされ、徹底的に嫌に
なったのです。
それから脱しようとした試みが、人生を
変えるプロセスだった。
結論として、最初から人生を変えようと
大上段に構える必要はありません。
こんな会社・上司・労務管理・人間関係は
嫌だ!というダークな情熱が原点です。
これまで見向きもしなかった本を取ってみる。
転職情報サイト(ハローワークも可)に
アクセスしてみる。
これまでの人生に無かった、新しい何か
を始める事が、人生の流れを変えるきっかけ
なのです。
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