業界を脱出して今の職場に辿り着いたのは、
ノーヒットで1点取ったようなもの。
中年になり、これと言ったスキルやコネも
ない。ホームランを打って得点することは
もはや不可能に近い。
そんな状況でも、諦めることはないという
のが、今回の話です。
カテゴリ「プロローグ〜交通誘導警備編」から
「エピローグ〜さらば警備業界編」まで長い
道のりでした。時間がかかりました。
警備というキャリアをわずかに活かしながら、
職業訓練に行き、直接役に立たない資格を
取ったりしました。
行く警備会社、警備会社で、僕を捕縛して
搾取しようとする考えの輩ばかり。そんな
環境から脱出したかった。
警備で一敗地に塗れ、職業訓練に行く事に。
入所試験に合格し、フォアボールで出塁。
職業訓練で、ビルメンテナンス関係の資格を
ゲットします。これで2盗成功。
最後に勤めた警備会社D社で、現場の異動に
より、ハローワークに行きやすくなる。
進塁打で3進したようなもの。
最後のイチかバチかの辞表提出後の応募で、
児童福祉施設の守衛アルバイトにありつく。
外野フライで1点ゲット。
僕は警備キャリアを積み重ねる事と、ビル
メンテナンス関係の資格を取った以外に、
これといった努力はしていません。
当時は意識していませんでしたが、上記の
ようにノーヒットで1点取ろうという知恵を
積極的に実践すれば、もっと早く達成できた。
ここに来ている皆さんは、ホームランは
難しくても、シングルヒットなら打つ力は
あるはずです。
1塁に出たランナーをどうやって生還させるか。
1点と言えど、ソロホームランと同じ。
1点という結果には変わりありません。むしろ
1点をいかに楽して取るか、といった知恵が
重要。
環境の選択を誤って、そこでいくら努力しても
成果は得られない。見限って別の環境をを捜す。
投資用語でいえば、損切りですね。
逆に言えば、最小限の努力で成果が得られる
ような、環境選びに努力をするべきなのです。
僕の場合、厳密に言えば児童福祉施設の守衛に
採用された時点では、1点取ったとは言い切れ
ない状況でした。アルバイト扱いだったので。
しかし、上記の職場に勤めた事が今の職場に
繋がったのです。おそらく一番安全で楽な
ルートだったのでしょう。
今の職場は最終ゴールではない、そう思って
生き方の実験を続けようとしています。
ノーヒットで1点取る知恵を活かして、
今度はランナーを溜め、2・3塁の形を
作れば、2ランスクイズが狙えます。
今後の僕の目標は、2ランスクイズを決める。
具体的には今の職場(環境)を利用して、
新たな収入源をゲットする。
こう言った野球を「スモールベースボール」
と言うそうです。一発による大量得点を期待
できないから、機動力を使う。
中年になり体力や頭脳が劣化しても、それは
ホームランを打つ力が衰えたと考えます。
機動力はまだ使えるはずなのです。
機動力とは経験に裏打ちされた知識や知恵。
これは経験を積むごとに研ぎ澄まされていく。
最後にスキルがないから警備しかできない、
といった観念を捨てる事で、新たな可能性が
見えてくることがあります。
警備のキャリアに別のもの(資格)をちょっと
上乗せ。資格じゃなくても知識でも構いません。
このちょっと上乗せが、仕事の可能性を拡げ
警備以外の職にアプローチする呼び水になり
ます。
肝要なのは、警備以外の新たなものを取得する
または知識を得たいといった、知識欲なのです。
職業訓練を利用するのは、一番楽でコストが
かかりません。文字通り人生を変えたい人に
とって、もってこいの環境なのです。
簡単ホームページ作成ペライチ
↑Let's check
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image