スキルもない、と諦めている人いませんか?
今回は、他人より少し得意な事すなわち
長所を見つけ、それを使って勝負しよう、
という話をします。
ノースキルだから警備員をやっている。
果たしてそうでしょうか?
長時間立ち続け、警戒を切らなさい立哨。
交通誘導なら、屋外という外乱も加わり
暑さ寒さとも戦わなければなりません。
変則シフトに対応するのも適性です。
急な呼び出しもありますよね。
施設(特に公共)は来客からのクレームの
矢面に立つことになります。
こうしてみると、気づけばいろんなスキルで
成り立っている仕事が警備なのです。
それを底辺職だとか、揶揄する人間が仕事の
価値を下げている。それに耐えられない人
(僕もそうですが)が転職していきます。
ただ、まるっきり違う仕事というのは難しい。
中年になれば特にそうです。特別なスキルや
コネでもない限り・・・
そこで、今回のテーマである他人よりの少し
得意な事への「気づき」が鍵になります。
パソコンのモニターに長時間向かっている事が
できる、愛想がよく人当たりがいい、なぜか
現場のとりまとめ役になっている。
小さなことでもいいので、得意な事を見つける。
他人から褒められた長所も客観性があります。
または、あまり努力しなくてもできるものや、
努力があまり苦にならないものも該当します。
こういった長所を武器に、警備で培ったもの
を加えて勝負する。警備で培う最大のスキルは
「未然に防ぐ」ものでしょう。
車の運転が得意なら道路や不法投棄
などの監視業務が候補の一つです。
または、危険物の資格があれば油槽所の
夜間当直やセルフスタンドの監視業務など。
イメージとしては、交通誘導・機械警備
(機動)がベースなら前者、施設警備が
ベースなら後者がアプローチしやすい。
前にも書きましたが、業務的には警備に近く
ても、警備業法の縛りを受けないで警備より
ちょっとましな待遇、というのがミソです。
警備員に委託せず、施設の職員で自主警備
(この場合は管理でしょうが)を行うのは
警備業法の範疇外です。
例を挙げれば、病院の夜間受付を施設職員
で行う場合では、警備ではないのです。
そういった求人案件をつぶさにあたれば、
地方でも、警備よりちょっとましな条件の
職があったりします。
以前紹介した記事:空港の仕事では、空港
の駐車場管理を警備ではなく、空港関連の
職員で行い、待遇が警備とはかなり違った。
まとめると、自分はスキルがないから警備員
しかできない、と思い込むのは早計かも。
少しでもいいので、他人に勝るものを見つけ
または気づいて、それプラス警備で培った
ものを加えて勝負する。
気付いている長所は、転職後も使える、
伸ばせる環境である事が必要です。
転職が自己責任なので、リスクを冒してまで
転職しないという考えもあります。一方、
限界を感じで新天地を目指さざるを得ない人も。
その際、武器となるのが他人より少し得意なこと。
これに気づけるよう留意していきましょう。
最後に蛇足かもしれませんが、胃腸が強いとか
どこででも寝れるといった体力系の長所は
歳を取るほど効いてくるようです。
歳を取れば誰でも体のガタが出てきます。
ライバルが健康面で脱落していくケースも
多いのです。
冷や飯くらいの不遇でも、じっと忍耐して
ライバルが健康を損ねた時にひっくり返す、
という戦略もあるのです。
心・技・体と言うけれど、中年以降は「体」
が一番大事な要素であるのかもしれません。
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