困った警備員についてです。決して真似
しないように、といった教訓です。
・超ボロボロの車に乗り、現場へ向かう道で
パンクし、車がゴロリと横転した警備員Aさん
・階段を上がるスカートの女性を下から
覗き込む警備員Bさん(アウト)
・夜行ベストの後ろの会社名を、自ら購入した
ベストに油性マジックで書く警備員Cさん
以前の記事「令和枯れすすき」のような貧困
がベースになったような匂いがします。
僕の知っている事案では
・交通誘導警備の規制に使う軽トラから、
灯油ポンプでガソリンを盗み、自分の
バイクに入れた警備員Dさん(始末書)
・長袖の制服(合服)を勝手に切って、
半袖にしてしまう警備員Eさん(警備業法
違反)
装備品をカスタムして自分仕様にしている
警備員もたまにいるわけですが、規定で
がんじがらめにされている事を知るべき。
この辺は指導教育責任者がきっちり教育
しなければなりません。警備業法に抵触
すれば一大事です。
警戒棒を紛失した警備員Fさんの事案もあり
ました。会社は顛末書を書かせたそうです。
よく顛末書で済んだものだな・・・
制服や装備品は、公安委員会に届け出て
許可を得たものしか使えません。
そこまでいかないケースでも、会社の看板
を背負って公衆の面前に立っていると考えれば
おのずと分かりそうなものですが・・・
警備員がだらしない格好や、問題のある
行動を取るのは、ざっくり言えば教育が
なっていないから。あと労務管理。
なので、警備会社を選ぶ際に現場隊員の身なり
やアクションを見るのも、一つの目安になる。
交通誘導で、旗を振りながら煙草を吸っている
隊員を見たりします→休憩時間の確保がされて
いない可能性
片側交互通行の現場だと、工事が昼休みに入って
も、誘導は続けなければなりません。
ギリギリの人数で回している現場では、
立ちながらおにぎりをぱくつくのが昼めし
だったりします。
以前勤めた警備会社では、昼休みの1時間
だけ、交代要員として臨時に現場に派遣する
「休憩回し」なるシフトがありました。
1日1時間だけの勤務。そのために現場まで
行く。隊員の受けは良くなかったようです。
これとは別に、施設警備では見た目が大事で
休憩時間はある配慮が必要だったりします。
制服の上に1枚羽おって、休憩と分かるように
する。担当施設外に出る時や、煙草を吸う時も
同様です。
このように休憩時間の隊員の在り方を見れば、
ある程度ですが、その会社の教育や労務管理
について、垣間見ることができます。
あと施設警備では、シフトが詰まり睡眠時間
が確保できないと、来館者への対応が雑に
なってきます。これにも注目です。
商業施設であれば、すぐ苦情が来るでしょうが
来館者が限られるオフィスビルや文化施設では
隊員の応対も軽視されがちです。
隊員が足りないからと言って、他現場への
応援に駆り出し、休みを削るのも警備クオリティ
を下げます。
担当施設の給料だけでは、生活が苦しいだろう
から、他現場への応援に行くように仕向ける
会社もあったりします。
または、他現場への応援要請を断っていると、
担当施設を外して異動させるぞといった、
暗黙の圧力もある可能性も。
これら会社の内部事情は、入ってみなければ
分からない部分も多々ありますが、一部ですが
垣間見る事は出来ます。
変な隊員に接触するのは、会社の看板たる
自覚のない隊員と、それを放置する会社。
警備員になるなら、会社の規模に関わらず
「教育」「労務管理」に恵まれた会社に
行きたいものです。
しじみエキスWのオルニチン
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