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2020年02月17日

警備靴の悲哀

今回は、警備員ならではの装備で健康に
影響が出たという話をします。かなり下の
話になるのをご容赦下さい。



交通誘導警備では、靴は比較的自由でした。
動きやすさが優先される環境なのでしょう。



しかし、見た目が重視される施設警備では
そうはいきません。制服は勿論、靴も統一
を求められます。



カテゴリ「施設警備2〜市役所迷走編」の
A社は、施設警備隊員に靴を支給しました。
黒革靴で、それなりにしっかりしています。



これが通気性最悪で、僕が30代の終わりに
なって始めて水虫になりました。最初は足指
の皮が固くなったと思いきや・・・



ひび割れてただれてきました。痛い痛い。
たまらず皮膚科に行き、薬を塗る事に。
これは警備を去るまで悩みの種でした。



施設警備員として業務上必要な靴でしたが、
これが原因で水虫が悪化するとは・・・



僕が警備員を辞めた理由の一つになって
しまいました。



これから警備員になろうとするなら、留意
した方が良い、そう思います。



長時間労働は宿命とはいえ、靴を長時間
履き続ける環境なのです。



当務では休憩時間(仮眠時は除く)も
スリッパ履きでは、緊急対応できません。



警備員になる前は、自分が水虫になるとは
夢にも思っていませんでした。変則勤務に
対応できれば問題なし、という考え。



勿論変則勤務で、睡眠が乱れるのも軽視
できませんが、歳を取り体力が落ちて来れば
若いころには思いもつかなかった故障が。



警備員は足腰が命です。立哨・巡回を
滞りなく行うには必要な能力です。



僕は足元とは言え、思わぬ伏兵にやられ
ました。皮膚科に行かなければ業務に支障
が出ていたでしょう。



前回当カテゴリにて、制服の権威の話を
しましたが、靴も制服と同じく警備員を
権威付けるもの。



業務上必要な装備(ここでは靴)で健康に
影響が出るかは、警備に従事してみないと
わかりません。



警備員を志すのなら、上記のようなリスク
も考慮される事もお勧めします。

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かつて10年ほど警備業界で従事してきましたが 限界を感じ、同業界を去りました。 今は港湾施設保安職員として、港湾管理業務に従事しています。
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