2018年10月22日
本:ゾンビパラサイト
タイトル:ゾンビパラサイト
著者:小澤 祥司
ゾンビ(英語: Zombie)
・・・何らかの力で死体のまま蘇った人間の総称である。ホラーやファンタジー作品などに登場し、「腐った死体が歩き回る」という描写が多くなされる。
(Wikipediaより)
アメリカドラマでおなじみのアレです。
元々、土葬文化が産んだオバケとかブードゥー教の強力な神経毒によるものとか色々な説ありますが今回はヒトではなく殆どは昆虫相手にゾンビ化する寄生虫たちのお話です。
カマキリに寄生したハリガネムシが水辺に宿主(カマキリ)を誘導し溺れ死にさせ、ハリガネムシは水辺で繁殖するとかすごい興味深いです。
その中でもとりわけ興味深かったのは
「猫を最終宿主とする原生生物・トキソプラズマに寄生されたネズミは猫を怖がらない。
(なのでネコに捕食され、トキソプラズマは猫に寄生出来る)
トキソプラズマはヒトにも感染する」
です。
もしかして私が猫(愛猫きなこしゃん)に夢中なのはトキソプラズマのせい!?
そう思って昨年、トキソプラズマ抗体を検査してもらいましたが私は感染してませんでした・・・
つまり単なる猫好きです
話は逸れてしまいましたが寄生生物が乗り物である宿主をいかにコントロールしているかがとても面白く読み応えのある本です。
おススメ
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