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2018年11月01日
11月1日経済指標(結果検証済)
日銀金融政策結論は現状維持(短期金利△0.1%程度、長期金利0%程度に誘導)でした。
生鮮食品を除くCPI見通しは、2018年が+0.9%(前回7月会合時+1.1%)、2019年が+1.4%(同+1.5%)、2020年が+1.6%(同+1.5%)に下方修正されました。前回の消費税3%増税後の影響が2%強の低下だったことを踏まえると、2019年に予定されている2%の増税の影響はやや小さく見込まれているようです。
成長率見通しは、2018年が+1.4%(前回7月会合時+1.5%)、2019年が+0.8%(前回同値)、2020年が+0.8%(前回同値)となっています。こちらは、2019年の増税の影響を見込んでいるようですが、2020年の五輪効果は見込まれていないようです。
7-9月の米雇用コスト指数は、民間部門の賃金が前年同期比3.1%上昇し、明日の雇用統計での平均時給は2009年以来の前年比+3%が予想されています。
米大統領は、出生地主義(米国で生まれたら米国籍を選べる)に反対する立場を表明しました。また、米国務長官は来週北朝鮮との協議を行い、来年1月に第二回米朝首脳会談を行う予定である旨、発表しました。
いずれも今週末の中間選挙を意識したものと思われます。
米株価は続騰し、一部では今回の株価急落局面を終えたとの解説報道もありました。ですが、週末の中間選挙を控えて明日の雇用統計後の動きを見るまではわかりません。
本日は、
が発表されます。
英国製造業PMIは、反応方向が指標結果の良し悪しに素直で、一方向に伸びがちです。そして、反応程度が発表結果と市場予想との差0.1につき、直後1分足値幅が約1.1pipsずつ大きくなりがちです。直後11分足値幅は直後1分足値幅よりも16%長くなりがちです。発表後の追撃に適した指標です。
市場予想(前回結果)
・総合値53.0(53.8)
市場予想が改定される可能性があるのでご注意ください。事前差異判別式の解は+0.8です。
過去反応平均跳幅/値幅pips(2018年平均pips)
・直前10-1分足13/9(8/4)
・直後1分足20/15(14/10)
・直後11分足29/21(16/12)
最近(2018年)の反応は小さくなっています。
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、事前差異と直前10-1分足の方向が一致したら、その逆方向にオーダーです。利確/損切の目安は4pips程度です。
・指標発表後は早期追撃開始し、発表から1分を過ぎたら利確の機会を窺います。早期追撃開始で高値掴み/安値掴みをするリスクが生じる点への備えは、ポジションをいつもの半分程度にしておき、指標発表から1分以内の戻しがあれば1回だけならナンピンしても良いでしょう。
・指標発表から1分を過ぎたら、利幅4pips程度が狙えるときに短期再追撃の繰り返しです。
BOE金融政策は、とても政策変更できる状況ではないとの解説が目立ちます。
市場予想(前回結果)
・現状維持(現状維持)
金融政策発表時の事前差異判別式はありません。
過去反応平均跳幅/値幅pips(2018年平均pips)
・直前10-1分足13/8(14/5)
・直後1分足39/28(48/31)
・直後11分足59/46(63/38)
但し、前々回に利上げが行われ、前回の反応は16pips(直後1分足跳幅)しかありません。今回も同程度しか反応しないと思われます。
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、ショートか取引きしないが選択肢です。
・発表時刻を跨いだ取引は勧められません。どうしてもというなら、直前10-1分足か直前1分足が20pips以上跳ねたときにしましょう。このとき、直後1分足もその跳ねた方向に反応することが多いようです。但し、外したときの相応の損切は覚悟しておきましょう。
・発表後は早期追撃開始します。
・直後1分足が陽線なら値幅20pips以上のとき、陰線なら値幅40pips以上のとき、即時追撃徹底です。
米国ISM製造業景況指数は、NY連銀指数とPhil連銀指数の実態差異がともに前月より改善/悪化したとき、前月より実態差異が改善/悪化しがちです。当月(10月集計分)は、NY連銀指数が改善、Phil連銀指数が悪化と食い違っており、食い違いが起きた月はPhil連銀指数の方がアテにできます。指標結果の良し悪しを当てれば、本指標の直後11分足は実態差異との方向一致率が71%です。
市場予想(前回結果)
・景況指数59.0(59.8)
・受注指数不明(61.8)
・雇用指数57.5(58.8)
・価格指数67.5(66.9)
市場予想が改定される可能性があるのでご注意ください。事前差異判別式の解は△1.0です。
過去反応平均跳幅/値幅pips(2018年平均pips)
・直前10-1分足6/4(6/4)
・直後1分足12/8(7/5)
・直後11分足17/12(10/6)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足が10pips以上跳ねたら指標発表直前に逆方向にオーダーし、直前1分足が10pips以上跳ねたら指標発表直前に同じ方向にオーダーします。どちらも起きたら直前10-1分足のサインを重視し、指標発表直後の跳ねで利確/損切します。
・それとは別に、指標発表直前に直前10-1分足が陽線なら、いつもの半分の規模でロングをオーダーし、10分以内に目安20pipsの利確/損切を目指します。
但し、この方針は方向だけを判定対象とし、目安到達有無は判定対象に含めません。直後1分足が終値△6pips以上の陰線となった場合は、その時点で損切です。
・追撃は、指標発表後に反応方向を確認したら早期開始し、発表から1分を経過したら利確の機会を早めに探った方が良さそうです。1分経過以前であっても、3pipsも取れたらその時点で利確で構いません。
・再追撃を行うなら、ポジションを長持ちするより、短期利確を繰り返す方が良さそうです。ポジションオーダー3pips以上を狙ってです。
以下、11月2日に追記しています。
英国製造業PMIは、ブリグジット投票直後のレベルに近づく悪化でした。がしかし、発表直後こそ素直に陰線側に反応したものの、すぐに陽線側に転じました。この日、英金融一部サービスが欧州市場に参入可能となる合意がまとまったとの報道を受け、本指標発表前後は日足GBPJPYが200pips強の上昇途中だった影響です。
取引結果を下表に纏めておきます。
分析こそ当たっていたものの、取引では負けました。こんなこともあります。
本指標での過去成績を下表に纏めておきます。
BOE金融政策発表は、市場予想通り現状維持でした。
BOE総裁は「合意無き離脱は中銀の中心的なシナリオではない」とし、離脱が円滑に行われるなら利上げペースを加速させる可能性を示唆しました。
事前分析の採点は、次のように決定しました。
直前1分足のショートか取引しないは、決して負けない方針ゆえ「判定不可」です。
また「追撃徹底」は、発表直後を除き上下動があり、「繰り返し徹底」でなければ「〇」とは言えなかったと思われます。一方、この方針なら大きく負けることもなかったであろうことから「判定不可」を結論とします。
取引結果を下表に纏めておきます。
最後の追撃をしなかったのは、発表直後の上下動で、その後の動きが読めなくなったためです。
過去成績を纏めておきます。
ISM製造業景況指数は、価格指数の上昇が大きく、全体的には良い結果と言えます(事後差異判別式の解の符号がプラス)。実態差異はマイナスとなっており、この結果は貿易摩擦による輸入材料価格上昇をマイナスと捉える現状にマッチしています。
取引は行っていません。GBPで忙しかったのです。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
生鮮食品を除くCPI見通しは、2018年が+0.9%(前回7月会合時+1.1%)、2019年が+1.4%(同+1.5%)、2020年が+1.6%(同+1.5%)に下方修正されました。前回の消費税3%増税後の影響が2%強の低下だったことを踏まえると、2019年に予定されている2%の増税の影響はやや小さく見込まれているようです。
成長率見通しは、2018年が+1.4%(前回7月会合時+1.5%)、2019年が+0.8%(前回同値)、2020年が+0.8%(前回同値)となっています。こちらは、2019年の増税の影響を見込んでいるようですが、2020年の五輪効果は見込まれていないようです。
7-9月の米雇用コスト指数は、民間部門の賃金が前年同期比3.1%上昇し、明日の雇用統計での平均時給は2009年以来の前年比+3%が予想されています。
米大統領は、出生地主義(米国で生まれたら米国籍を選べる)に反対する立場を表明しました。また、米国務長官は来週北朝鮮との協議を行い、来年1月に第二回米朝首脳会談を行う予定である旨、発表しました。
いずれも今週末の中間選挙を意識したものと思われます。
米株価は続騰し、一部では今回の株価急落局面を終えたとの解説報道もありました。ですが、週末の中間選挙を控えて明日の雇用統計後の動きを見るまではわかりません。
ーーー$€¥£A$ーーー
本日は、
- 09:30 9月集計分豪州貿易収支
- 18:30 10月集計分英国製造業PMI
- 21:00 BOE金融政策
- 23:00 10月集計分米国ISM製造業景況指数
が発表されます。
ーーー$€¥£A$ーーー
英国製造業PMIは、反応方向が指標結果の良し悪しに素直で、一方向に伸びがちです。そして、反応程度が発表結果と市場予想との差0.1につき、直後1分足値幅が約1.1pipsずつ大きくなりがちです。直後11分足値幅は直後1分足値幅よりも16%長くなりがちです。発表後の追撃に適した指標です。
市場予想(前回結果)
・総合値53.0(53.8)
市場予想が改定される可能性があるのでご注意ください。事前差異判別式の解は+0.8です。
過去反応平均跳幅/値幅pips(2018年平均pips)
・直前10-1分足13/9(8/4)
・直後1分足20/15(14/10)
・直後11分足29/21(16/12)
最近(2018年)の反応は小さくなっています。
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、事前差異と直前10-1分足の方向が一致したら、その逆方向にオーダーです。利確/損切の目安は4pips程度です。
・指標発表後は早期追撃開始し、発表から1分を過ぎたら利確の機会を窺います。早期追撃開始で高値掴み/安値掴みをするリスクが生じる点への備えは、ポジションをいつもの半分程度にしておき、指標発表から1分以内の戻しがあれば1回だけならナンピンしても良いでしょう。
・指標発表から1分を過ぎたら、利幅4pips程度が狙えるときに短期再追撃の繰り返しです。
ーーー$€¥£A$ーーー
BOE金融政策は、とても政策変更できる状況ではないとの解説が目立ちます。
市場予想(前回結果)
・現状維持(現状維持)
金融政策発表時の事前差異判別式はありません。
過去反応平均跳幅/値幅pips(2018年平均pips)
・直前10-1分足13/8(14/5)
・直後1分足39/28(48/31)
・直後11分足59/46(63/38)
但し、前々回に利上げが行われ、前回の反応は16pips(直後1分足跳幅)しかありません。今回も同程度しか反応しないと思われます。
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、ショートか取引きしないが選択肢です。
・発表時刻を跨いだ取引は勧められません。どうしてもというなら、直前10-1分足か直前1分足が20pips以上跳ねたときにしましょう。このとき、直後1分足もその跳ねた方向に反応することが多いようです。但し、外したときの相応の損切は覚悟しておきましょう。
・発表後は早期追撃開始します。
・直後1分足が陽線なら値幅20pips以上のとき、陰線なら値幅40pips以上のとき、即時追撃徹底です。
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米国ISM製造業景況指数は、NY連銀指数とPhil連銀指数の実態差異がともに前月より改善/悪化したとき、前月より実態差異が改善/悪化しがちです。当月(10月集計分)は、NY連銀指数が改善、Phil連銀指数が悪化と食い違っており、食い違いが起きた月はPhil連銀指数の方がアテにできます。指標結果の良し悪しを当てれば、本指標の直後11分足は実態差異との方向一致率が71%です。
市場予想(前回結果)
・景況指数59.0(59.8)
・受注指数不明(61.8)
・雇用指数57.5(58.8)
・価格指数67.5(66.9)
市場予想が改定される可能性があるのでご注意ください。事前差異判別式の解は△1.0です。
過去反応平均跳幅/値幅pips(2018年平均pips)
・直前10-1分足6/4(6/4)
・直後1分足12/8(7/5)
・直後11分足17/12(10/6)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足が10pips以上跳ねたら指標発表直前に逆方向にオーダーし、直前1分足が10pips以上跳ねたら指標発表直前に同じ方向にオーダーします。どちらも起きたら直前10-1分足のサインを重視し、指標発表直後の跳ねで利確/損切します。
・それとは別に、指標発表直前に直前10-1分足が陽線なら、いつもの半分の規模でロングをオーダーし、10分以内に目安20pipsの利確/損切を目指します。
但し、この方針は方向だけを判定対象とし、目安到達有無は判定対象に含めません。直後1分足が終値△6pips以上の陰線となった場合は、その時点で損切です。
・追撃は、指標発表後に反応方向を確認したら早期開始し、発表から1分を経過したら利確の機会を早めに探った方が良さそうです。1分経過以前であっても、3pipsも取れたらその時点で利確で構いません。
・再追撃を行うなら、ポジションを長持ちするより、短期利確を繰り返す方が良さそうです。ポジションオーダー3pips以上を狙ってです。
以上
以下、11月2日に追記しています。
【事後検証】
英国製造業PMIは、ブリグジット投票直後のレベルに近づく悪化でした。がしかし、発表直後こそ素直に陰線側に反応したものの、すぐに陽線側に転じました。この日、英金融一部サービスが欧州市場に参入可能となる合意がまとまったとの報道を受け、本指標発表前後は日足GBPJPYが200pips強の上昇途中だった影響です。
取引結果を下表に纏めておきます。
分析こそ当たっていたものの、取引では負けました。こんなこともあります。
本指標での過去成績を下表に纏めておきます。
ーーー$€¥£A$ーーー
BOE金融政策発表は、市場予想通り現状維持でした。
BOE総裁は「合意無き離脱は中銀の中心的なシナリオではない」とし、離脱が円滑に行われるなら利上げペースを加速させる可能性を示唆しました。
事前分析の採点は、次のように決定しました。
直前1分足のショートか取引しないは、決して負けない方針ゆえ「判定不可」です。
また「追撃徹底」は、発表直後を除き上下動があり、「繰り返し徹底」でなければ「〇」とは言えなかったと思われます。一方、この方針なら大きく負けることもなかったであろうことから「判定不可」を結論とします。
取引結果を下表に纏めておきます。
最後の追撃をしなかったのは、発表直後の上下動で、その後の動きが読めなくなったためです。
過去成績を纏めておきます。
ーーー$€¥£A$ーーー
ISM製造業景況指数は、価格指数の上昇が大きく、全体的には良い結果と言えます(事後差異判別式の解の符号がプラス)。実態差異はマイナスとなっており、この結果は貿易摩擦による輸入材料価格上昇をマイナスと捉える現状にマッチしています。
取引は行っていません。GBPで忙しかったのです。
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
広告以上
2018年10月31日
10月31日経済指標(結果検証済)
昨夜は、米10年債金利は3.118%にわずかに上昇し、ダウは大きく400ドル超のプラス反発しました。米大統領が対中貿易交渉を是認するような発言があったようですが、まだ詳細は確認できていません。VIXは下がったものの、まだ23と高水準です。
先日の金利高騰は3.2%超で株価急落となっていました。明後日の雇用統計後は、週末の中間選挙のため危ない気がします。
今週に入ってEURUSDやGBPUSDの方が大きく下げ、8月中旬の直近安値に近づいています。EURもGBPも今は週末に持っていて良い通貨とも思えないので、少し戻すなら今日か明日ということになります。
本日早朝、豪州が批准を終え、12月30日にTPP11が発行するそうです。確か、日欧EPAも2019年3月下旬発行を目指しています。
一方、韓国最高裁で第二次大戦時の徴用工の日本企業への賠償請求を認めました。韓国の大統領が退任後に必ず弾劾されてきたように、前権力への報復は韓国の国民性なので仕方ありません。とは言え、大した額でもないし面倒だから払う、という日本企業もないでしょう。次の株主総会がわやくそになるだけでなく、株主から経営陣個人が訴訟を起こされます。
主要貿易相手国の中米韓との見通しが暗ければ、TPP11も日欧EPAも霞んでしまうのが残念ですね。ま、大人のケンカは、相手が子供じみていればいるほど、こちらが実を取りやすいので、日本にとっては千載一遇のチャンスなのかも知れませんよね。
本日は、
が発表されます。
豪州消費者物価指数は、指標発表直前10-1分足よりも直前1分足の方が平均的に大きく反応しています。そして、直前10-1分足や直前1分足が10pips以上跳ねた場合、指標発表直後も同じ方向に反応した事例が75%に達しています。指標発表後は、追撃徹底に適した傾向を有しています。
陽線だった場合、10時に中国製造業PMI(市場予想低下)が発表されるので、あまりしつこい追撃は避けた方が良いでしょう。
市場予想(前回結果)
・前期比+0.5%(+0.4%)
・前年比+1.9%(+2.1%)
市場予想は改定される可能性があるのでご注意ください。事前差異判別式の解は△0.4となっています。
過去反応平均跳幅/値幅pips(2018年平均pips)
・直前10-1分足6/4(5/4)
・直後1分足41/32(25/15)
・直後11分足48/39(29/16)
最近(2018年)の反応は以前より小さくなっているものの、それでも不用意にポジションを持つような指標ではありません。
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足はショートで、利確/損切の目安を5pipsぐらいにしておけば良いでしょう。
・指標発表直前に指標発表直後の跳ねを狙うポジションの根拠は次の通りです。
@ 直前10-1分足か直前1分足が10pips以上跳ねたら(跳ねそうなら)、指標発表直前にそれと同じ方向に反応したことが75%あります。
A 直後1分足は、直前10-1分足と逆に反応したことが78%あり、事前に指標発表直後の反応を示唆している可能性があります。
B 事前差異と直後1分足の方向一致率は32%(不一致率68%)となっており、事前に指標発表直後の反応を示唆している可能性があります。
矛盾する現象が起きたときは、判断を@→A→Bの順に優先し、指標発表直前にポジションをオーダーし、指標発表直後の跳ねで利確/損切です。
但し、大きく跳ねる指標です。相応の覚悟はしておきましょう。おまけに、たぶん私はこの時刻に取引できません。
・追撃は早期開始して、5〜10pipsを狙って繰り返し徹底します。
欧州HICP速報値は、ECB金融政策に影響を与えるため、多くの指標解説で重要度や注目度が高いと位置づけられています。けれども、市場予想の精度が高く、反応が短時間で小さく、発表結果の市場予想に対する良し悪しに55%しか素直に反応していません。
市場予想(前回確定値結果)
・前期比+2.1%(+2.1%)
・前年比+0.9%(+1.0%)
市場予想は改定される可能性があるのでご注意ください。事前差異判別式の解は△0.2となっています。
過去反応平均跳幅/値幅pips(2018年平均pips)
・直前10-1分足9/6(7/5)
・直後1分足9/7(6/4)
・直後11分足17/11(11/7)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は事前差異と逆方向に5pipsを狙います。
・直前10-1分足が15pips跳ねたら、指標発表直前まで待ってその跳ねた方向にポジションをオーダーします。そして、指標発表直後の跳ねで利確/損切です。
・追撃はショート方向のみを狙います。指標発表後の反応が陽線側に伸びているうちは、逆張りを狙っても良いかもしれません。但し、逆張りは短期で小さく狙えるときだけです。
米国ADP雇用統計に関しては、31日2時に開示した事前詳細分析に基づく取引を行います。
以下は23:30頃に追記しています。
豪州四半期CPIは、取引できず、記録もできませんでした。
欧州HICP速報値は取引できませんでした。別に、仮装してた訳じゃありません。
指標結果は前回確定値・予想を上回りました。ECB目標のインフレ率は2%若干下回る程度なので、仮に目標1.9%以上とするならば、5月以降6か月連続で速報値は目標を上回り続けていることになります。
ところが、反応は陰線でした。
同時発表された伊国HICPが市場予想を下回ったことの方が重視されたからかも知れません。
ADP雇用統計は前月に続き、市場予想<発表結果でした。反応は陽線でした。
取引結果を下表に纏めておきます。
本ブログ開始以降の事前分析に基づく取引成績を下表に纏めておきます。
日銀は、2016年9月会合以降「長短金利操作の下で、長期金利を0%程度、短期金利(日銀当座預金の一部に適用する政策金利)を△0.1%」に設定しています。
7月の決定会合で「(長期金利は)経済・物価情勢等に応じて上下にある程度変動しうる」とし、従来の△0.1%〜+0.1%からその倍程度の変動を許容しました。
そして今回会合では「誘導目標とする長期金利の年限を柔軟に検討することが重要」との意見が出ていたことが、11月8日に公表された議事要旨(主な意見)で確認されました。
政策委員の一人は「長期間に亘って長期金利を0%程度に誘導した場合、インフレ期待への影響が却って低減しないか注意が必要」と指摘しました。政策委員が10債金利からの変更の可能性に言及したのは初めてです。
複数の関係者によると、複数の日銀当局者から、長期金利を上下0.2%を超える変動幅を許容する意見が出ているそうです。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
Webサーバー処理速度が国内最速(2018年9月調査)で、ストレスのない高速サーバー環境が手に入ります。初めて自分のサイトを持つならベーシックコース¥1200/月。容量が不足したら上位プランに変更できます。最低利用期間なし・転送量課金なし・サイト数無制限・ドメイン無制限・データベース数60個・バックアップ1日1回14日分復旧可。事前にチャージ(入金)した金額分のみサービスのご利用が可能なプリペイド形式の支払い方法です。サービスのご利用金額は、利用日翌日にチャージ残高から引き落とされます。
先日の金利高騰は3.2%超で株価急落となっていました。明後日の雇用統計後は、週末の中間選挙のため危ない気がします。
今週に入ってEURUSDやGBPUSDの方が大きく下げ、8月中旬の直近安値に近づいています。EURもGBPも今は週末に持っていて良い通貨とも思えないので、少し戻すなら今日か明日ということになります。
本日早朝、豪州が批准を終え、12月30日にTPP11が発行するそうです。確か、日欧EPAも2019年3月下旬発行を目指しています。
一方、韓国最高裁で第二次大戦時の徴用工の日本企業への賠償請求を認めました。韓国の大統領が退任後に必ず弾劾されてきたように、前権力への報復は韓国の国民性なので仕方ありません。とは言え、大した額でもないし面倒だから払う、という日本企業もないでしょう。次の株主総会がわやくそになるだけでなく、株主から経営陣個人が訴訟を起こされます。
主要貿易相手国の中米韓との見通しが暗ければ、TPP11も日欧EPAも霞んでしまうのが残念ですね。ま、大人のケンカは、相手が子供じみていればいるほど、こちらが実を取りやすいので、日本にとっては千載一遇のチャンスなのかも知れませんよね。
ーーー$€¥£A$ーーー
本日は、
が発表されます。
ーーー$€¥£A$ーーー
豪州消費者物価指数は、指標発表直前10-1分足よりも直前1分足の方が平均的に大きく反応しています。そして、直前10-1分足や直前1分足が10pips以上跳ねた場合、指標発表直後も同じ方向に反応した事例が75%に達しています。指標発表後は、追撃徹底に適した傾向を有しています。
陽線だった場合、10時に中国製造業PMI(市場予想低下)が発表されるので、あまりしつこい追撃は避けた方が良いでしょう。
市場予想(前回結果)
・前期比+0.5%(+0.4%)
・前年比+1.9%(+2.1%)
市場予想は改定される可能性があるのでご注意ください。事前差異判別式の解は△0.4となっています。
過去反応平均跳幅/値幅pips(2018年平均pips)
・直前10-1分足6/4(5/4)
・直後1分足41/32(25/15)
・直後11分足48/39(29/16)
最近(2018年)の反応は以前より小さくなっているものの、それでも不用意にポジションを持つような指標ではありません。
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足はショートで、利確/損切の目安を5pipsぐらいにしておけば良いでしょう。
・指標発表直前に指標発表直後の跳ねを狙うポジションの根拠は次の通りです。
@ 直前10-1分足か直前1分足が10pips以上跳ねたら(跳ねそうなら)、指標発表直前にそれと同じ方向に反応したことが75%あります。
A 直後1分足は、直前10-1分足と逆に反応したことが78%あり、事前に指標発表直後の反応を示唆している可能性があります。
B 事前差異と直後1分足の方向一致率は32%(不一致率68%)となっており、事前に指標発表直後の反応を示唆している可能性があります。
矛盾する現象が起きたときは、判断を@→A→Bの順に優先し、指標発表直前にポジションをオーダーし、指標発表直後の跳ねで利確/損切です。
但し、大きく跳ねる指標です。相応の覚悟はしておきましょう。おまけに、たぶん私はこの時刻に取引できません。
・追撃は早期開始して、5〜10pipsを狙って繰り返し徹底します。
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欧州HICP速報値は、ECB金融政策に影響を与えるため、多くの指標解説で重要度や注目度が高いと位置づけられています。けれども、市場予想の精度が高く、反応が短時間で小さく、発表結果の市場予想に対する良し悪しに55%しか素直に反応していません。
市場予想(前回確定値結果)
・前期比+2.1%(+2.1%)
・前年比+0.9%(+1.0%)
市場予想は改定される可能性があるのでご注意ください。事前差異判別式の解は△0.2となっています。
過去反応平均跳幅/値幅pips(2018年平均pips)
・直前10-1分足9/6(7/5)
・直後1分足9/7(6/4)
・直後11分足17/11(11/7)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は事前差異と逆方向に5pipsを狙います。
・直前10-1分足が15pips跳ねたら、指標発表直前まで待ってその跳ねた方向にポジションをオーダーします。そして、指標発表直後の跳ねで利確/損切です。
・追撃はショート方向のみを狙います。指標発表後の反応が陽線側に伸びているうちは、逆張りを狙っても良いかもしれません。但し、逆張りは短期で小さく狙えるときだけです。
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米国ADP雇用統計に関しては、31日2時に開示した事前詳細分析に基づく取引を行います。
以上
以下は23:30頃に追記しています。
【事後検証】
豪州四半期CPIは、取引できず、記録もできませんでした。
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欧州HICP速報値は取引できませんでした。別に、仮装してた訳じゃありません。
指標結果は前回確定値・予想を上回りました。ECB目標のインフレ率は2%若干下回る程度なので、仮に目標1.9%以上とするならば、5月以降6か月連続で速報値は目標を上回り続けていることになります。
ところが、反応は陰線でした。
同時発表された伊国HICPが市場予想を下回ったことの方が重視されたからかも知れません。
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ADP雇用統計は前月に続き、市場予想<発表結果でした。反応は陽線でした。
取引結果を下表に纏めておきます。
本ブログ開始以降の事前分析に基づく取引成績を下表に纏めておきます。
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日銀は、2016年9月会合以降「長短金利操作の下で、長期金利を0%程度、短期金利(日銀当座預金の一部に適用する政策金利)を△0.1%」に設定しています。
7月の決定会合で「(長期金利は)経済・物価情勢等に応じて上下にある程度変動しうる」とし、従来の△0.1%〜+0.1%からその倍程度の変動を許容しました。
そして今回会合では「誘導目標とする長期金利の年限を柔軟に検討することが重要」との意見が出ていたことが、11月8日に公表された議事要旨(主な意見)で確認されました。
政策委員の一人は「長期間に亘って長期金利を0%程度に誘導した場合、インフレ期待への影響が却って低減しないか注意が必要」と指摘しました。政策委員が10債金利からの変更の可能性に言及したのは初めてです。
複数の関係者によると、複数の日銀当局者から、長期金利を上下0.2%を超える変動幅を許容する意見が出ているそうです。
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
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2018年10月30日
10月30日経済指標(結果検証済)
週明け日経平均・上海総合は下げ、DAX・FTSEは上げ、ダウ・S&Pは下落で、VIXは24.7まで悪化しました。シカゴ日経先物は昨日日経平均終値より下げています。上海総合は2%超の下落でした。
昨日の日経平均は、反発(上昇)で始まったものの、上海総合の下げにつられて下げ始めています。上海は昨日の下げが大きすぎたので、少し戻しが入るかも知れません。
昨日は、28日の独ヘッセン州補選での与党敗北と、独首相が次の党首選への不出馬が伝えられました。首相職は任期(2021年)いっぱい続けるそうです。求心力低下が予想されるため、続けられるかどうか微妙です。
本日は、
が発表されます。
先に発表されているUM消費者信頼感指数は、事後差異△7.9、実態差異△5.5で悪化です。CB指数はUM指数に対し、なぜかほぼ同じ期間にほぼ同じ調査を行っているのに逆になりがちです。両指標の事後差異の不一致率は76%、実態差異の不一致率は70%です。
とはいえ、今の状況で本日CB指数の上昇を予想するのは難しいですね。
市場予想(前回結果)
・総合値+136.0(138.4)
市場予想が改定される可能性があるのでご注意ください。事前差異判別式の解は△2.4となっています。
過去反応平均跳幅/値幅pips(2018年平均pips)
・直前10-1分足6/4(5/3)
・直後1分足7/4(3/2)
・直後11分足12/7(8/5)
最近(2018年)の反応は小さくなっています。
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は事前差異と逆方向にポジションをオーダーし、利確・損切の目安はたった1・2pipsです。狙いが小さ過ぎて、あまり勧められません。
・指標発表直前にロングをオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切です。但し、この取引は過去詳細分析では方針外取引となります。勧められません。
・指標発表後の初期反応が5pipsを超えていたら、もう慌てて追撃しても無駄です。追撃は、指標結果を確認してから行いましょう。
・直後1分足終値が△5pips以下か+10pips以上のとき、追撃ポジションをオーダーし、利確/損切の目安は3pips程度です。
以下は11月1日に追記しています。
指標結果は市場予想を上回ったものの、前回より低下しました。前回はさておき、2000年9月以来の高水準です。
反応は発表後10秒程度停滞し、その後ひとまず陽線側に動いたものの、陰線側に転じました。
取引結果を下表に纏めます。
本ブログ開始以降の事前詳細分析記事の取引方針に基づく成績を下表を纏めます。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
昨日の日経平均は、反発(上昇)で始まったものの、上海総合の下げにつられて下げ始めています。上海は昨日の下げが大きすぎたので、少し戻しが入るかも知れません。
昨日は、28日の独ヘッセン州補選での与党敗北と、独首相が次の党首選への不出馬が伝えられました。首相職は任期(2021年)いっぱい続けるそうです。求心力低下が予想されるため、続けられるかどうか微妙です。
ーーー$€¥£A$ーーー
本日は、
- 23:00 10月集計分CB消費者信頼感指数
が発表されます。
先に発表されているUM消費者信頼感指数は、事後差異△7.9、実態差異△5.5で悪化です。CB指数はUM指数に対し、なぜかほぼ同じ期間にほぼ同じ調査を行っているのに逆になりがちです。両指標の事後差異の不一致率は76%、実態差異の不一致率は70%です。
とはいえ、今の状況で本日CB指数の上昇を予想するのは難しいですね。
市場予想(前回結果)
・総合値+136.0(138.4)
市場予想が改定される可能性があるのでご注意ください。事前差異判別式の解は△2.4となっています。
過去反応平均跳幅/値幅pips(2018年平均pips)
・直前10-1分足6/4(5/3)
・直後1分足7/4(3/2)
・直後11分足12/7(8/5)
最近(2018年)の反応は小さくなっています。
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は事前差異と逆方向にポジションをオーダーし、利確・損切の目安はたった1・2pipsです。狙いが小さ過ぎて、あまり勧められません。
・指標発表直前にロングをオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切です。但し、この取引は過去詳細分析では方針外取引となります。勧められません。
・指標発表後の初期反応が5pipsを超えていたら、もう慌てて追撃しても無駄です。追撃は、指標結果を確認してから行いましょう。
・直後1分足終値が△5pips以下か+10pips以上のとき、追撃ポジションをオーダーし、利確/損切の目安は3pips程度です。
以上
以下は11月1日に追記しています。
【事後検証】
指標結果は市場予想を上回ったものの、前回より低下しました。前回はさておき、2000年9月以来の高水準です。
反応は発表後10秒程度停滞し、その後ひとまず陽線側に動いたものの、陰線側に転じました。
取引結果を下表に纏めます。
本ブログ開始以降の事前詳細分析記事の取引方針に基づく成績を下表を纏めます。
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
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本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
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タグ:CB,UM
2018年10月29日
10月29日経済指標(結果検証済)
本日は、
が発表されます。
本指標は最近、絶望的に反応しなくなっています。指標発表後は、個人消費の良し悪しよりもコアPCEデフレータの良し悪しに注目した方が良いでしょう。
市場予想(前回結果)
・CD前月比+0.1%(0%)
・CD前年比+2.0%(+2.0%)
・PCE+0.3%(+0.4%)
・個人所得+0.3%(+0.4%)
市場予想が改定される可能性があるのでご注意ください。事前差異判別式の解は△0.1となっています。
過去反応平均跳幅/値幅pips(2018年平均pips)
・直前10-1分足5/3(3/2)
・直後1分足7/5(3/2)
・直後11分足13/9(7/5)
最近(2018年)の反応は小さくなっています。
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は事前差異と同じ方向に3pipsを狙います。
・発表後は、直後1分足が3pips未満で方向を決めて追撃開始し、目安3pipsで利確/損切です。
・再追撃の利確・損切の目安は、直後1分足終値と直後11分足終値の平均値の差である4pipsです。
以下は10月30日に追記しています。
指標結果は、総合的に予想に対し悪化、前回に対し同じでした。下表判別式の解をご覧ください。
反応は小さく、直後1分足と直後11分足が反転しました。
取引結果を下表に纏めておきます。
右端の列が逆張りでなく追撃となっているのは、その時点で指標発表時点の112.38円を割り込んでから追撃したためです。
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- 21:30 9月集計分米国PCEデフレータ・PCE・個人所得
が発表されます。
本指標は最近、絶望的に反応しなくなっています。指標発表後は、個人消費の良し悪しよりもコアPCEデフレータの良し悪しに注目した方が良いでしょう。
市場予想(前回結果)
・CD前月比+0.1%(0%)
・CD前年比+2.0%(+2.0%)
・PCE+0.3%(+0.4%)
・個人所得+0.3%(+0.4%)
市場予想が改定される可能性があるのでご注意ください。事前差異判別式の解は△0.1となっています。
過去反応平均跳幅/値幅pips(2018年平均pips)
・直前10-1分足5/3(3/2)
・直後1分足7/5(3/2)
・直後11分足13/9(7/5)
最近(2018年)の反応は小さくなっています。
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は事前差異と同じ方向に3pipsを狙います。
・発表後は、直後1分足が3pips未満で方向を決めて追撃開始し、目安3pipsで利確/損切です。
・再追撃の利確・損切の目安は、直後1分足終値と直後11分足終値の平均値の差である4pipsです。
以上
以下は10月30日に追記しています。
【事後検証】
指標結果は、総合的に予想に対し悪化、前回に対し同じでした。下表判別式の解をご覧ください。
反応は小さく、直後1分足と直後11分足が反転しました。
取引結果を下表に纏めておきます。
右端の列が逆張りでなく追撃となっているのは、その時点で指標発表時点の112.38円を割り込んでから追撃したためです。
ブログ開始以降の事前詳細分析記事に基づく取引成績を下表に纏めておきます。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
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