A life is manga 蒼乃シュウのマンガ道

今、すごく家のことで大変です。

実家で一人暮らしの母の足の具合が急に悪くなり、

ここ最近2週間くらいはほぼ実家にとまっています。

実家にいても、仕事はまあできるのですが

やっぱり、思う存分はできません。

母の話相手もしなければいけないので、

すべて、時間を奪われている感じです。



今、もらっている仕事は、125ぺーじの読み切りなので、

以前ほど「締め切りが〜！！」と切羽詰まるわけではないので

なんとかなりそうです。

納期が遅れそうであれば融通はきくので、なんとかなります。


でも、問題は、仕事以外の私の漫画についてです。


原稿料はでなくても、仕事、とは言えなくても、

やっと、私は、本当に描きたいものを自由に描くべきだ！と

思い直していて再起をかけた挑戦の真っ最中だったのです。


それはここ2年ほど続いていました。

「本当に描きたいものを描くべきだ」

と感じてから、コツコツと百合やコミックエッセイを

描き溜めてはnoteやpixivなどに投稿してきました。


バズることは、なかった。

でも、確かな手ごたえは、ゆっくりだけど

感じています。


デビューする前、20歳までの私は

毎日毎日、ヘタであったとしても

ちゃんと自分の考えを漫画の中に落とし込んでいた。


それを思い出した感じです。


ジャンルにこだわらず、ただ、自分の思うこと

自分が伝えたいことを、

漫画にする。

私は、ただそういうふうに漫画を描きたかっただけだったことを

思い出しました。



でも、それだけでは生活できません。

私は「売れない漫画家」であった約30年の間に、

いろいろな雑誌で読み切りを描きまくっていました。


描きたくない話もあったし、やっと描いたネームを

散々書き直しさせられて、挙句人気がないので即切られるということを

繰り返していました。


それでも、やめなかった。他に何もできないし、

私は漫画を描き続けていたいから。



母がこういう状況になっても、

私が思うことは

「漫画があってよかった」ということです。


私は漫画を描く、という目的だけで

充分、一生、幸せに意欲的に生きていけるのです。


今、目的が無い人、

結婚して専業主婦になりたいわ、なんて

言う人は、本当に、本当に、

自分の中に問いただしてほしい。


本当に、目的が無いのか？

探していないだけではないのか？

本当に専業主婦になりたいのか？

本当に？

やりがいも、目的も、

絶対、誰も与えてはくれないのに？


自分の目的をもつことは、自分自身でしかないのに？


男に愛され養ってもらうことが幸せだと

思う人がいたら、絶対に、それは違う！と言いたい。

絶対に、他人は自分を幸せにはしてくれない！



もらった仕事は、もちろん完璧にやります。

それ以外に、私にはしなければいけないことが、あります。


まずは「BlackLily　黒百合短編集〜その後」の

「交換」編。

ネームにはとりかかっています。

60ページくらいになりそうです。


その後は「人魚姫」の続編。

ネームはできているので、手直ししながら原稿にします。


合間に「pink and blueberry」の続き。

もうこれはすべてネームのみでの発表にします。


さらに合間にコミックエッセイ。


さらにさらに、LINEマンガやジャンプルーキーに投稿用の

新作の百合のラブコメ。


さらにさらにさらに、合間に文学フリマのための「ピノコプレス」を

作ります！



蒼乃シュウの漫画を好きになってくれて読んでくれている方々、

これからも


蒼乃シュウを応援してほしいーーーー！！！