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１８日放送の「情報７ｄａｙｓ　ニュースキャスター」（ＴＢＳ）――。ビートたけし（６６）が総合司会を務めるこの番組は、たけしの出演番組の中で唯一の生放送だ。しかし、この日のたけしは目立った発言もなく、担当コーナー以外の時は押し黙ったまま。顔色も悪かった。







近しい関係者がこう言う。



「実は今、ある民放ドラマの撮影中。役づくりでかなりのダイエットを強いられています。顔色が悪いのはそのためです。常にイライラしていて、打ち合わせでも機嫌が悪い。スタッフはピリピリしています」



たけしがレギュラー出演している番組は現在、「情報７ｄａｙｓ」を含めて週に７本。これにＢＳフジで放送中の「たけしの等々力ベース」を加えると８本。単発や不定期番組も多数あり、日本一のテレビタレントと呼ぶことに異論はないだろう。そんなたけしも６６歳。だが、仕事をセーブする様子は一向にない。むしろ、イライラをこらえながら、体にむちを打つように日々のルーティンワークをこなしている。



「家族には自宅を新築し、十分な財産は残した。あとはオフィス北野と２０人以上いる『たけし軍団』のメンバーのために働き続けている」と言うのはさる芸能関係者だ。



「オフィス北野は唯一最大のタレントがたけし本人。自分の稼ぎで食べている所属タレントはほんの一握りです。たけし軍団の若手は仕事がほとんどなく、加えて、古参のグレート義太夫は糖尿病と人工透析のため仕事がままならない状態です。今はたけし所有の『等々力ベース』で管理人兼の住み込みで面倒を見てもらっています」



＜９７歳まで生きたい！？＞



大所帯の軍団を率いる“殿”の重責は想像以上のようだ。



芸能評論家の肥留間正明氏はこう言う。







「４月にたけしが安倍政権の『アジア文化交流懇談会』のメンバーになり、官邸で会合に出席していました。これまで一般庶民の目線を大事にして、権力とは一定の距離を置いてきたたけしが首相と談笑する姿に僕は強烈な違和感を覚えました。賢明なたけしは安倍政権がどういう意図で自分をメンバーに選んだのかは百も承知のはず。天才たけしもヤキが回ったのか、はたまた貧すれば鈍すか。とにかくガッカリな光景でした」



冒頭の「情報７ｄａｙｓ」に戻ろう。たけしがピクリと反応したのは番組後半。世界の平均寿命がニュースになった時だ。日本の男性平均が７９歳と示されると、「逆になんないかな……９７（苦笑）」。



あれやこれやが頭をよぎり、思わず本音が口からこぼれた瞬間だったのかもしれない。



























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