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2019年10月18日

「性器の怪物」解説

 この「性器の怪物」という短編集は、そもそも、いまいちパッとしない「ピンクの怪物」を宣伝する目的で執筆しました。タイトルも「〇〇の怪物」と合わせています。
 よって、内容の方も、「ピンクの怪物」本編から七大怪物の活躍シーンをそれぞれピックアップして、それに独立したストーリーを新たに添える、と言う手法をとりました。やっつけ仕事であり、七つのエピソードの大まかな筋書きも、一晩で発案してしまいまいました。
 その為、夢ネタが四つもあるなど、各作品の類似っぷりが著しいです。お化け坂絡みも、最初は二作品だけにするつもりでしたが、最終的には、四作品にまたがってしまいました。

「口まんこ」 以前にボツにした太平洋ネタを採用したエピソードです。あえて怪談らしく、小泉八雲の「むじな」や「雪おんな」っぽい展開も投入しています。
「ペニス虫」 実は、この話は、完全に吾妻ひでおの短編マンガ「つばさ」のパクリです。読んで、気づいた方もいるかもしれませんが、作者自ら、こうやって白状してますので、盗作ではなくオマージュって事で。
「お尻が重い」 タイトルが先に閃きました。本シリーズ最初のお化け坂ネタです。「ピンクの怪物」では、セリフの中だけで説明したエロシーンを、きちんとした本編の形で書かせていただきました。
「山フグリ」 マンネリを避ける為、この話は昔話っぽく書いてみました。登場する兄妹のイメージは、チルチルとミチルです。山フグリのキャラ以外は、至ってマトモな内容に仕上がっています。
「乳房ボール」 メインの乳房ボールにふさわしい、全編異常ストーリーです。顔見せ程度にお化け坂が出てきます。オチの1行は、最初は無かったのですが、よくよく考えた末に付け加えました。
「夜歩く」 ほんとは「散歩する舌」と言うタイトルにしたかったのですが、オチが分かってしまうので、今の題名にしました。ラストのスペクタルは、内容に物足りなさを感じて、途中で思いついたものです。
「性毛の呪い」 基本設定が他のエピソードと似過ぎている為、怪物目線のト書きとセリフ劇の合体、と言う文章構成で差別化を図ってみました。会話の中身から、この話の舞台がお化け坂である事が分かります。

 さて、本作では、さりげなく、登場人物名でも凝ってみました。各話の主人公の呼び方が重複しないように配慮してみたのです。具体的には、次のような感じです。

「口まんこ」  彼
「ペニス虫」  少女
「お尻が重い」 私
「山フグリ」  兄、妹
「乳房ボール」 男
「夜歩く」   僕、妻、A
「性毛の呪い」 そいつ、連中

「性器の怪物」
posted by anu at 11:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説
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