今日は東京では雪が降るそうですw
まー、こういう日もありますね〜w
さて、太陽光発電の新技術?について、少し書いてみたいと思います。
皆さんご存知の通り、昨年の改正FIT法に絡めて、太陽光発電の後から増設が禁止になってしまいました。
この、後から増設というのは、例えば40円単価の設備はパワコン49.5Kw、パネル50Kwというような、いわゆる非過積載となっている場合が多く、その設備に対して後からパネルを30Kwとか追加して、いわゆる今はスタンダートとなっている過積載仕様にしちゃいましょう。というやり口ですw
FIT固定単価は設備コストの低減に応じて単価を下げてきた経緯もあり、後から増設は安い設備コストで高い単価の発電所の増設が出来るということで、簡単に言うと、不公平だよね。となり、経産省により、事実上不可能なルールが制定されしまいました(3%とかはできますが、誤差です)。
また、後から増設というやり口が禁止されたとの同時に、アントレが着目していた後から増設+蓄電池といったスキームも頓挫してしまうことになり、うーむ、どうしたものか、と悩んでおりました。
さて、ここからが本題ですw
そんな環境変化を受けて、アントレが着目しているのが、追尾式架台、ですw
まあ、その名の通り、太陽の光を常にキャッチできるように架台が動く仕組みなのですが、いわゆる一般的な固定架台の発電所に対して20〜50%の発電量UPが見込めるとのことでしたw
この技術は、かなり前からあったのですが、後から増設が禁止となった今、他に妙案が無いので、着目せざるを経ない感じかな、といったところですw
もう少し具体的に見てみましょう。
■どんな種類があるのか?
1軸型と2軸型があるようです。1軸型は一見すると普通の固定架台ですが、南方角度が手動、自動で調整が出来るようです。2軸型は東西南北どの向きにも角度設定が可能で、GPSや光センサー等を用いて全自動で太陽を追尾します。
■どのくらいの発電量UPが見込めるの?
1軸型で20%前後、2軸型で50%前後のUPが見込めるようです。
■部材や設置コストは?
気になるこの部分ですが、今、多方面に問い合わせて確認中です。もちろん1軸手動→1軸自動→2軸自動の順でコストは上がって行きます。また、GPSや光センサーは遠隔監視システムと連動するようで、ランニングコストも掛かります。基礎工事も一般的なスクリュー型のやつではなく、コンクリで固めないとダメなようですね。やはりコストかかりそうです。
■その他特徴は?
例えば積雪の際に、角度を直角にして雪を落としちゃうとかできるようです。
ざっと上記のような感じですが、これを使って何が出来そうなのかも考察してみたいと思います。
@土地が狭い場合
例えば土地が500uな場合は、普通にやるとパワコン30Kw、パネル50kwといった発電所になるんですが、追尾式架台を入れることで、パネル能力が1.5倍(=75kw相当)になるので、パワコンを49.5Kwとかに設定して、いわゆる一般的な過積載発電所とすることが可能となります。
Aウルトラスーパー過積載を狙う場合
いわゆるスーパー過積載はパワコン49.5Kw、パネル100Kwとかになるんですが、これに追尾式架台を導入するとパネル能力が1.5倍(=150Kw相当)とかになります。このままだと過積載率300%となり、ピークカット連発でペイしません。そこに蓄電池を導入することで、はい。ウルトラスーパー過積載の出来上がり。という算段になります。
B後から追尾架台?
ちょっといろんな業者さんと組んで、やれないか、狙っちゃってます。既存の過積載の発電所に対して、上記Aのパッケージ(追尾架台+蓄電池)でカスタマイズしちゃえーという、車で言うと、自然吸気のV8エンジンをV12のツインターボに載せ変えちゃえ〜的なヤツになります(ちょっと例がへたくそ(笑))w 載せ変えコストとか、どーなるんでしょうか。ただ、成り立てば日本全国津々浦々の発電所から依頼が舞い込みそうで、このソリューションだけで億り人に成れそうです(笑) 鋭意見積中ですw
っと、まあ、色々悪だくみをしているんですが(笑)、フィージビリティは、結局、投入コストに対する売上アップの相関関係がどうなるのか?というシンプルなお話なので、いろんな角度から試算してみたいと思います。
まあ、ざっくり試算では恐らく全自動の2軸の追尾架台はかなりコストが高いので、マダマダかなぁ〜w
油圧ポンプ等の耐久性も気になるし。
何気に注目しているのが、1軸架台の手動の仕組みです。
南向きの角度しか変えられませんが、手動ということで、動的システムが無いのが逆にGOODです。
角度については地域によりますが、夏は10度、春・秋は20度、冬は30度とかにしちゃえばよい。というお話になります。
角度調整は大人が数人必要になるとのことですが、現地のシルバーさんに草刈りついでにお願いすれば大丈夫なような気がしています。
20年間で4000万売り上げる発電所が20%UPで800万追加。これに対して、部材とシルバー人材の方に年4回、20年で80回角度を変えてもらうので、1回3万円として、20年で240万w
部材コストが固定式架台と遜色なければ十分成り立ちそうですねw
ということで、相変わらず皮算用大好きなアントレでした〜w
不労所得→人気ブログランキングへ
セミリタイア→投資でセミリタイア生活ブログランキング
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image