今回は日経新聞トップ記事からの抜粋ですw
脱CO2 先頭から脱落 再生エネ普及で差
世界的に定められたCO2の指標で、日本の数値がガタ落ちとのことですw
発電1キロワット時当たりのCO2排出量のグラフを見て一発で分かりますが、1990年と2014年を比較して増加しているのは日本だけ。これはまずいでしょ〜w
GDPあたりの排出量も欧米や中国が減らしてきているのに対し、日本はほぼ横ばいとのことですw
理由は再生可能エネルギーの普及や産業構造の転換が遅れている、との事w
すぐれた省エネ技術や公害対策などで「環境先進国」と言われた日本ですが、早晩中国にも抜かれてしまいそうですねw
よく、原発推進派の皆さんは、原発再稼働の大義名分として、CO2削減に貢献するんだ!とおっしゃっているようですが、記事には原発が全て稼働していたとすると、1割ほど減っていた。とあります。え?たった1割ですか?焼け石に水でしょうw
また、原発が停止した代わりに高い石油を買ってCO2も削減できていないんだ〜!
って論調もありますが、記事には、円高で資源価格が安定し、省エネ意欲が下がった、とあります。
つまり、資源コストは実はそんなに高くはなかったんでしょうね。
更に記事には日本は原発の停止とともに温暖化対策への思考も停止したかのように見える。としめています。
全くその通りですね。CO2削減=原発再稼働という思考回路って余りにも稚拙。思考停止というか思考放棄って感じですねw
原発はCO2を排出しませんが、もちろん再エネ(除くバイオマス)も排出しません。
原発は、その用地交渉や廃炉費用、事故に対するリスク、そして何より、核のゴミの処理コストなどを鑑みると、発電コストは膨大になるはずで、化石燃料や再エネのそれと比べ、莫大がコストになることは素人にも解るわけで(与党はそれがバレないように必死にやってきてるんですが)、CO2を出さない再エネに舵を切るのが一番得策であるのは一目瞭然。他国は当たり前のようにそれを推進してきているわけですw
ということで、再エネが一番。みんなで一斉に再エネ推進しましょう!って感じなのですが、記事は再エネの問題にも言及していましたw
はい。その通りです。このブログでも何度か言及してきていますが、FIT固定買取制度が5年を経過し、最初はその普及に多大な貢献が行われ、良かったのですが、今となってはよくも悪くもそれが足枷になっていて、コスト競争力を削いでいる面が大きくなってきているように感じます。
これはこれで問題ですね〜w
ということで、脱原発→再エネ推進って方向性は放っておいても到来しそうな感じですが、来る選挙で民意がどうなるのか、注目ですね。
また、再エネに注目が集まれば集まるほど、コストの話となり、FIT固定買取制度の是非が問われてくると思います。
これまた前から書いております通り、過去遡及で権利が変更になることはさすがにないでしょうから、太陽光はFITがある今のうちに、進めておくべし。となると思います。
発電家の皆さんは引き続きガンガン行きましょう〜!
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