今日はハプニングな一日でしたw 頑張って記事にしてみたいと思いますw
(長文ですが農転手続きのリアリティなので、ご容赦ください)
北関東に土地の視察や農転の相談に、茨城→群馬→千葉って感じで駆け回ってくる予定だったのですが、結論から言うと、最初の茨城のところで全てが終了してしまいましたw
この土地は以前記事(ここをクリック)にしてまして、茨城弁のパワフルな地元の仲介人さんからの紹介された土地。地目は畑でして、今日は農転の手続きの作戦会議ということで、現地に行くことになってました。
朝10時頃、いつものように車で出発。13時に茨城県の待ち合わせの場所へ。
場所は地元の仲介人さんの事務所で、不動産業者さん交えて早速作戦会議のスタートw
土地は3か所あって、それぞれ2300u、2000u、700uって感じでした。この地域は農業委員会がやたら厳しいそうで、普通にやると、2000u超は低圧50Kwでは大きすぎる。分割せよ的な指摘を受けてしまうとの事。
アントレとしては2つともウルトラスーパー過積載で仕立てようとしてまして、2000uはジャストサイズになります。
ということで、図面や見積、パンフレット等を駆使ししてウルトラスーパー過積載について、仲介人と不動産業者さんに熱いプレゼンを行いました。
すると、、、
仲介人 「よし、わかった!市役所行くべ!」
アントレ 「え?何しにですか?」
仲介人 「何しにってそりゃー、農業委員会への説明だよぉ、あんたも一緒に行くんべ!」
アントレ 「えーーーー!!!!!」
ってな感じで、急きょ市役所の農業委員会へプレゼンすることになっちゃいました・・・。
完全に想定外w でもアントレにこれを断る理由は見つかりませんw
で、不動産屋の車で急きょ3人で市役所の農業委員会事務局に乗り込んでいくことになりましたw
まずは、事務局のブースで担当者さんとディスカッション。アントレはどちらかというとベラベラしゃべる方なので、担当者の前でガンガンプレゼンしちゃいました。
市役所の方々は標準語。標準語同士だとアントレはがぜん強みを発揮しますw
結果、
農業委員会 「ハイ解りました。蓄電池とセットで設備構築ということでしたら2000u必要ですね。手続き進めてください」
となりました〜!(祝) ただし、
農業委員会 「今回は3か所合計で3000u以上の開発となります。となると、都市計画法第29条第1項の開発許可が必要になります」
アントレ(+他2名) 「は?」
農業委員会 「3000u未満なら必要ないんですが、それ以上ですと所定の手続きが必要になるんですぅ」
アントレ(+他2名) 「はぁ」
農業委員会 「1F下の都市計画課に行ってください」
アントレ(+他2名) 「はい・・・。」
なるほどぉ。農業委員会的にはOK出そうなのですが、開発規模が大きいので、別の許可が必要になるとのこと。早速都市計画課に行ってみましたw
都市計画課 「ハイ。3000uを超える開発計画は開発許可が必要です。様々な許可申請をしていただく必要があります。例えば排水、消防、緑地化計画等、様々な書類提出と認定が必要です(キッパリ)」
アントレ(+他2名) 「なるほどぉ(めんどくせぇ)」
アントレ 「例えばですよ。例えば仮の話として、1回の開発が3000u未満。つまり今回は土地が3つあるので時期をずらせば該当しないということになりますかね?」
都市計画課 「うーん。そうなりますね(苦笑)」
アントレ(+他2名) 「なるほどぉ(ラッキー♪)」
都市計画課 「あ、それと3か所で合計50Kw以上となりますので、1F下の生活環境課にも行ってください」
アントレ(+他2名) 「はい・・・。」
ということで、3人はさらに1F下に降りていきます。
アントレ(+他2名) 「都市計画課からここに行けと言われました」
生活環境課 「太陽光ですよね。50Kw超の設置でしたらこちら↓のガイドラインへの準拠が必要となります」
アントレ(+他2名) 「1区画ごとは50Kw未満なので、該当しませんよね?」
生活環境課 「いえ、1区画が低圧であっても、同一地域で同時に複数取り組む場合はその合計の発電量で考えておりますので、適用対象となります。」
アントレ(+他2名) 「マジですか(めんどくせぇ)」
とういことで、ウルトラスーパー過積載はOK、しかしながら、開発許可と50Kw以上のガイドラインへの準拠が必要となってしまいました。1勝2敗的な雰囲気で、3人は事務所に戻ります。
事務所では茨城弁と標準語が入り混じった喧喧囂囂な議論が繰り広げられます。
議論の後半は仲介人の息子さん(地元の測量士)も参戦(この方は標準語)し、全員の知恵を振り絞りました。
その結果、、、、
開発許可&50Kw以上のガイドラインへの準拠は農転の申請時期を意図的にズラすことで対応不要
との結論になりました。
つまり、3つの土地をウェービング形式で申請していくことで3000u以上になりませんし、50Kw以上の条件にも当てはまりませんので、純粋に農転のみの対応でOKで、その他の面倒な手続きが対応不要になりますw
いやー、3人寄れば文殊の知恵ってやつですね。今回は4人でしたがw
とはいえ、概ね1年ごとのウェーブとなるので、最終的には3年の長期スパンとなります。
ということで、「今日は色々勉強&お世話になりました(茨城弁にも慣れました(笑))。3年くらいのお付き合いとなりそうなので引き続きよろしくお願いします。」ってな感じで話をしていたところ、仲介人の息子さんの車とアントレの車が同じ車種であったりとか、不動産屋さんとアントレの卒業大学がおんなじだったとか、イロイロ偶然の一致がありまして、どうやらアントレ、この仲介人の方に気に入られてしまったようで、「よーし、俺が紹介した他の発電所(土地)を見に行こう!」って話になり、またしても急きょ、今度は仲介人さんの車で近所の発電所(土地)視察が始まりました、、、
その結果、今度はうれしいハプニングが!
続きは次回〜!
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そうなんですよね。同じ茨城県内でも市区町村によってルールや考え方が異なるようで、農転って大変ですね〜。引き続きリアルな情報をUPしていきたいと思ってます。応援(クリック(笑))よろしくお願いします〜!
私は茨城県在住で、太陽光発電事業を行っています。
また、いつもブログで勉強させて頂いております。
私も茨城県内の農地を転用しましたが、ホント場所によっては厳しいところがあり、中々計画通りに行きませんが、今後ともHP拝見させて頂きますので宜しくお願いします。
おぉぉ、ご卒業おめでとうございます!
今年の1月末とはつい最近じゃないですか!!
イロイロ過渡期な状況ですよね。
是非情報交換お願いします〜!別途メールしますね。
現在、太陽光発電所に蓄電池の導入を検討しており、ぜひ、アントレさんと情報交換させて頂ければと思い、ご連絡させて頂きました。
よろしければ、メールにご連絡頂けませんでしょうか。よろしくお願いします。
これはいい!凄くわかりやすいサイトですねw 勉強させてもらいます〜!
みそ汁さん、コメントありがとうございます!
身の回りで結構面白いことが起こるようでして(笑)、ブログにUPしていきたいと思います〜!
次、凄く気になります<img src="https://fanblogs.jp/_images_e/e/EF5A.gif" alt="!" width="15" height="15" border="0" />
次、凄く気になります
2種類とは4条申請・5条申請とは別物ですな
http://nttny.com/b1.html
実はアントレ、農転初体験でございますw
除外申請の有無くらいしかわってないのですが、青青って????
その農転、いわゆる通称青青だったのでしょうか?
農転には2種類あったかと・・
青白なら毎月申請なので、開発逃れが目的なら・・
まあ、もし青青なら3年以上も・・