大図鑑に載ってないクワガタたち(主に)


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Novonigidius属
(tkyk4 at 03/31 18:35)
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いた小さな双山状、頭楯は付け根がやや細い。


Novonigidius kirchneri Schenk,2001:1-3,fig.1a
C.Surawesi,S.Sulawesi [Indonesien,Zentral-Sulawesi,Umgebung,Poso-See].

顎がよく発達する種類。最大26oと非常に大型。
N.nagaiiに非常によく似ていてラベルがなければ区別は困難。
本種はやや大型で、複眼下の膨らみが大きくて丸みを帯びる。
点刻はやや小さくて、前胸前方の幅がやや広い印象。

入手は比較的しやすい種類。
基準産地は中央スラウェシ州のポソですが、やや離れた場所のママサからよく得られます。
ポソ産はタイプ標本しか見たことがないですが、記載者がのちの文献でママサ産も本種として紹介しています。


Novonigidius mizunumai Fujita,2010:24-25,402,figs.1285-1,2
N.Borneo [Keningau,Sabah,N.Borneo,E.Malaysia].

顎の発達が悪い種類。
N.fujitaiに似るが、頭頂部の突起は中央に1つ、頭楯の付け根はやや太く、複眼縁は丸い。
体は幅広で大きく、前胸は丸みを帯びる。


Novonigidius nagaii Mizunuma,1994:45-46,fig.102(a), p. 302, pl. 136, figs. 669(1-2)
N.Borneo [Mt.Trus Madi,Sabah,N.Borneo,E.Malaysia].

顎がよく発達する種類。最大23o。
本種とN.kirchneriは頭頂に3つの大きな突起を備える。


Novonigidius ornatifrons Dudich,1923:68-69,fig.
W.Kalimantan [Borneo:Matang].

顎の発達が悪い種類。
体型は細身で、頭頂部の突起は中央に1つと左右に各1つ、頭楯の突出部はやや小さく、前胸は後方に行くほど幅広。


Novonigidius sakaii Mizunuma,1994:44-46, figs. 98(a-c), p. 302, pl.136, fig. 670(1)
Philippines;Luzon I. [Banaue,N.Luzon I.,Philippines].

N.nagaiiに似るが、
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