igs.1-2 [Prosopocoelus fabricei]
Peleng I.,Banggai I. [Indonesia,Peleng Island].

形状的にはP.corporaaliに似るが、前胸・上翅の色彩で区別は容易。
顎は短く、体型は幅広で寸詰まり。
顎付け根には四角状の内歯を備える。


Prosopocoilus fabricei takakuwai Mizunuma,1994:20-21, fig. 55(a-b), p. 246, pl. 63, fig. 288(6-10)
Taliabu I.,Mangole I.,Halmahera I.? [Taliabu I.].

原名亜種に比べてかなり大型。
胴体は大きくて幅広。
記載文によると唇に紋があり、腿節は全体的に明るい色合い。（前にこの特徴の変異を調べたことはあったのですが、どうだったか忘れてしまいました。）


Prosopocoilus feai (Boileau,1902):204 [Prosopocoelus feai]
Myanmar,Thailand [Carin Cheba,Birmanie].

よく似たP.cilipes系統の種類と比較して、符節が明らかに長いことで小型個体でも容易に区別できる。
前胸後角の突出は強い。


Prosopocoilus feai trichopezus (DeLisle,1975):268-269,fig.2 [Prosopocoelus trichopezus]
Malay Peninsula [Cameron Highlands, région de Pahang, Malaysia].

原名亜種に比べ、顎は短くて顎付け根は張り出す。
前胸前方の幅は広く、前胸後方は湾入せずに直線的。
胴体は細くて小さく、上翅の光沢は強い。

1:P.felschei　Holotype Bartolozzi&Werner,2004より
2:P.flavidus
3:P.flavocinctus　記載文の絵　Weinreich,1971より
4:P.