大図鑑に載ってないクワガタたち(主に)
<<[*]前の記事へ
[#]次の記事へ>>
Prosopocoilus属 その1(A〜C)
(tkyk4 at 02/20 18:42)
[3/18ページ]
us Mizunuma&Nagai,1994より
6:P.a.beisa Bartolozzi&Werner,2004より(P.antilopus)
7:P.a.inaulanus Bartolozzi&Werner,2004より(P.antilopus)
Prosopocoilus alexandrae Desfontaine et Moretto,2003:18
D.R. Congo [Congo,Eala-Bokatola-Bikoro].
P.swanzianusに近縁なグループで、Desfontaine&Moretto,2003で細かく分けられました。
交尾器以外の特徴はそれぞれがよく似ていて区別は困難。
外見もそれぞれ特徴があるみたいですが、数を見てないので安定しているのかはわかりません。
Baba,2008(月刊むしNo.450)でいくつかの種類の特徴や交尾器の比較がされています。
本種は複眼下が突き出た感じで突出し、前胸が丸みを帯びます。
Prosopocoilus andamanus Kriesche,1922:120 [Prosopocoilus biplagiatus andamanus]
Andaman Is. [Andamanen].
原記載どおりにP.biplagiatusの亜種でもよいかもしれません。
大歯型ではP.biplagiatusとよく似ますが、中歯型では歯形が異なります。
複眼下の尖がりは鋭く、前胸上部の幅は広い。
前胸側面の黒帯の前方部は消失し、上翅接合部の黒帯は細い。
Prosopocoius andreasi Schenk,2009:1,figs.
中国(広西壮族自治区,貴州省),N.Vietnam [Süb-China,Guangxi,Dayao-Shan].
顎の端歯の有無でP.piceipennisと区別されていますが、
基準産地の四川のP.piceipennisの大型個体では端歯が出てきます。
P.piceipennisのシノニムにも思えますが、
ホロタイプを見た感じでは顎が平たくて、顎付け根の内歯はやや小さい気がします。
図示したパラタイプはホロタイプと同様の特徴をしています。
一応は暫定的に独立種扱いにしておきました。
Prosopocoilus antilopus (Swederus,1787):186-187,fig.3 [Lucanus antilopus] <<[4]前ページへ
[6]次ページへ>>
コメント(106)
トラックバック(0)
<<[*]前の記事へ
[#]次の記事へ>>
目次
(C)F@N Communications, Inc.