大図鑑に載ってないクワガタたち(主に)
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Macrodorcasグループ その1
(tkyk4 at 10/15 20:44)
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ぐれず、前胸の幅は狭い。
Dorcus emikoae H.Ikeda,2001:31,fig.1
中国(陝西省,四川省,雲南省) [Daba Shan,Shaanxi Province,China].
=Dorcus striatipennis davidi (nec. Séguy) Huang et Chen,2013:fig.110(11,25)
D.s.davidiの小型によく似ていて、Huang&Chen,2013ではD.s.davidiのシノニムとされています。
頭部はやや小さく、内歯は1本で、光沢はやや強く、中〜小型個体では頭部・前胸の点刻が荒い。
模写した大型個体は生き虫でサイズが不明ですが、一緒に写っていた♀が標準的なサイズと仮定した場合、
30oくらいと思われます。(♀のサイズも不明ですが、20oくらいと思われます。)
大型でも内歯は1本で、端歯は無く、上翅に点刻列が並びます。
D.s.davidiでは30oにもなると内歯は二股になり、上翅の点刻列は消えてしまいます。
ちなみに図示したHolotypeはHuang&Chen,2013に載っている写真ですが、
これが原本になります。
Dorcus lvbu Huang et Chen,2013:442-444,pl.88,134-figs.111(1-7)
中国(重慶市,貴州省,四川省) [CHINA: Chongqing: Nanchuan, Jinfoshan, noeth slope].
種名は三国志最強の武将の呂布からとったようです。
歯型が呂布の愛用の武器の方天画戟っぽい印象だからでしょうか(笑)
D.s.davidiに非常によく似た種類です。
やや大型になり、内歯の開きは大きく、上側の内歯は鋭くなく、端歯は大きい。
3つ山状の頭楯の両端は突出し、前胸前方のえぐれは大きい。
また、交尾器も異なるようです。
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