パール〜ミャンマー北部、アッサムまで分布。
よく似た種類が数種いるが、本種は顎が細長い。
Maeda,2014で大歯が見られ、Nagai,2000で中歯が見られる。
Neolucanus waterhousei Boileau,1899:178
[Type Locality] Northern India
ネパール〜ミャンマー北部まで分布。
N.marginatusから分けられ、それについて気になることがあるのですが、
今回は一般的にN.waterhouseiとされている種群について述べます。
N.baladevaよりはN.angulatusに似ていますが、
ぼってりした体型で、複眼縁はとがり、前胸は丸みがあり、前胸後角は尖る。
Neolucanus giganteus Pouillaude,1914:37-41,figs.1-7
[Type Locality] Dong-Van,Haut-Tonkin
北ベトナム(ホン川以南)〜北タイに分布。
大型種ですが歯型の発達が悪い種類。
同所の大型種とは前胸後角が尖らないことで容易に区別できる。
70oくらいからタテヅノが出てきて中歯気味になる。
Neolucanus giganteus spicatus Didier,1930:141,fig.104
[Type Locality] Foochou(Foutcheou,SE China)
広西壮族自治区,雲南省,貴州省、北ベトナム(ホン川以北)に分布。
体色は明るく、頭部は艶消し気味。
広西のものにかぎるのかもしれませんが、小さいサイズでも歯型の発達がいいです。
![2.jpg](https://fanblogs.jp/anotherstagbeetlesofworld/_pages/conv_default/file/2-22cb7.jpg?maxwidth=40%25)
Neolucanus maximus Houlbert,1912:193-201,figs.1-11
[Type Locality] Lou-tse-Kiang
ベトナム〜ミャンマー北部、
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