大図鑑に載ってないクワガタたち(主に)


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マルバネ・クワガタの仲間 その2
(tkyk4 at 07/15 18:23)
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:N.diffusus 記載文の冒頭 Bomans,1989より
6:N.tao 記載文 Kriesche,1935より
7:N.tao?

Neolucanus vicinus Pouillaude,1913:333-334,fig.2
[Type Locality] Tonkin

ベトナム・サパ周辺と雲南省に分布。
N.castanopterusに似るが、頭部は大きく、前胸の幅は狭く、上翅接合部は黒くなる。
基本的には短歯ですが、40o位で中歯になり、ギネスの42oは大歯型。


Neolucanus oxyops DeLisle,1976:273-274,fig.1
[Type Locality] Assam

アッサムから記載された。
サイズは42o。
顎側面はくびれ、複眼縁は尖る。
ぼってりした体形とやや湾曲する前ケイ節は
新大図鑑のニセウォーターハウス・マルバネ(N.sp.)の特徴と合います。


Neolucanus insularis Miwa,1929:73-74,fig.1
[Type Locality] Loo-Choo;Ishigaki Island

石垣島と西表島に分布する種類で、通称「チャマイロ・マルバネ」。
小型で、ずんぐりした体型と、光沢のある明るい体色が特徴的。
大歯も存在する。


Neolucanus marginatus Waterhouse,1872:53-54
[Type Locality] Northern India

北東インド〜ミャンマー北部に分布。
体色は黒色〜V字の紋が出る個体まで様々。
N.parryiに非常によく似ているが、頭部はやや小さく、やや細身で、符節は長い。


Neolucanus diffusus Bomans,1989:12-13
[Type Locality] Chine,Fukien,Kuatun

福建省、広東省に分布。
記載文を訳していないのですが、N.marginatusを引き合いに出してます。
サイズは41o。
N.parryiと同種か、N.palmatusはN.parryiと別種でN.palmatus=N.diffususなのかもしれません。


Neolucanus tao Kriesche,1935:170-171
[Type Locality] Kwangsi:Toyen-chan-G
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