大図鑑に載ってないクワガタたち(主に)


<<[*]前の記事へ  [#]次の記事へ>>

マルバネ・クワガタの仲間 その2
(tkyk4 at 07/15 18:23)
[5/9ページ]
tus]
[Type Locality] Haut-Tonkin,Bao-Lao

ベトナム北部のバオラク周辺でのみ得られると思われる。
ssp.oberthueriのシノニムともされるが違いがみられる。
複眼縁はやや張り出し、やや細身で胴体はやや小さい。
上翅の紋はV字状。


Neolucanus sinicus championi Parry,1864:20-21 [Neolucanus championi]
[Type Locality] China

福建省,広東省,浙江省,香港に分布。
同所でN.sinicus系統と新大図鑑で図示されている個体群が見られ、
記載文からはどちらが正しいかわかりません。

N.sinicus系統はN.s.pseudopacusに似るが、
顎は太く、複眼縁はやや大きく、体型はぼってりしている。

新大図鑑で独立種として図示されている個体群は、
小型でずんぐりした体形で光沢が強く、ケイ節はやや細い。
N.s.taiwanusと新大図鑑のN.s.noseiの小さい方(fig.303-4)はこちらの個体群と亜種関係と思われる。


Neolucanus sinicus fuliginatus Mizunuma,1994:8-9,218,figs.11,124(32)
[Type Locality] Jinghong,Yunnan Prov.

雲南省に分布。
複眼縁は張り出し、前胸は直線的で、胴体は細い。


Neolucanus sinicus nosei Mizunuma,1994:8-9,218,figs.8(a-d),124(19-23)
[Type Locality] Mt.Wuzhi Shan,Hainan I.

海南島に分布。
頭部は大きく、符節はやや太く、若干光沢が強い。

N.s.championiの項で触れた個体群は、
体型はずんぐりした体形で、複眼縁の形状、前ケイ節が細いことで区別できる。


Neolucanus sinicus oberthueri Leuthner,1885:429-430,figs.A-B [Neolucanus oberthueri]
[Type Locality] China(keuey Cheou)

雲南省,四川省,広西壮族自治区で得られる。
上翅に紋が出るのが特徴的。場所によって紋
<<[4]前ページへ  [6]次ページへ>>

右斜め下コメント(0)
右斜め下トラックバック(0)

<<[*]前の記事へ  [#]次の記事へ>>

0目次