大図鑑に載ってないクワガタたち(主に)


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Velutinodorcusグループ
(tkyk4 at 07/08 22:33)
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3.jpg
1:D.cylindricus Fujita,2010より
2:D.bobi 記載文の絵 Didier,1927より
3:D.bobi Type Mizunuma&Nagai,1994より
4:D.rugosus Fujita,2010より
D.immundus Type Arrow,1938より

Dorcus cylindricus Thomson,1862:427
[Type Locality] India bor.
[sny] Dorcus rosti Zang,1906:184 [Kashmir].
Dorcus bobi Didier,1927:191-193,figs.1-3 [Kaschmyr].

北西インド〜ネパールに分布。
顎の発達の弱い種類で、。
体型は細身で、頭楯はかまぼこ型。

D.bobiは本種のシノニムとされていますが、
頭楯の幅は狭くてやや突出し、複眼縁は大きく、ケイ節は太い、など違いがみられます。
記載文ではD.rostiと比較されています。
Maeda,2014(BeKuwa)では独立種として紹介されています。


Dorcus rugosus Boileau,1904:39-40
[Type Locality] Madura
[sny] Eurytrachelus travancorica Gravely,1915:425-426,fig.5 [South India:Travancore-High Range].

南インドに分布。
ずんぐりした体形でかなり特徴的な種類。
黒色で、全体的に点刻が荒く、光沢がある。
前胸上縁部は丸まり、前ケイ節は太くてやや湾曲する。
Lissotes属に似た雰囲気の種類です。


Dorcus immundus Arrow,1938:56-58, fig.8
[Type Locality] S.INDIA:Camp Valparai,Coimbatore

南インドに分布し、特徴を見るにD.velutinusに近縁と思われます。
複眼縁の発達は弱く、大顎は長い
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