で微妙な形状をしていたり、土のせいで分かりにくかったりもします。
判別の仕方としてはあまりいいやり方ではないですが、
歯型で区別するのが手っ取り早いでしょう。
♀は頭楯で区別できますが ラベルが無い状態だと同定は困難かもしれません。
![2.jpg](https://fanblogs.jp/anotherstagbeetlesofworld/_pages/conv_default/file/2-b6720.jpg?maxwidth=40%25)
1:D.velutinus
2:D.kawamurai Holotype Fujita,2010より
3:D.tenuihirsutus Holotype Kim&Kim,2010より
4:D.tsunodai Holotype Fujita,2009より
5:D.ursulus Type Arrow,1938より
6:D.u.ssp. S.Vietnam
7:D.taiwanicus Type(Holotype?)と記載文の絵 Huang&Chen,2013より
Dorcus velutinus Thomson,1862:426-427
[Type Locality] India bor.
[sny] Gnaphaloryx cinereus Boileau,1902:321 [Sikkim].
シッキム〜ベトナム、中国南部と広く分布する。
やや「くの字」に曲がった大顎が特徴的。
前胸側面中央部は内側にやや湾入する。
広域に分布していますが、変異は感じられません。
Dorcus kawamurai Fujita,2010:20-21,fig.279,fig.809
[Type Locality] Mt.Sandakphu,Darjeeling,NE India
ダージリン〜ブータン〜アルナチャルと分布。
D.velutinusによく似るが、明らかに体型は細身。
内歯はへら状になり、前胸は台形状。
♀も細身で、前ケイ節は太い。
旧大図鑑 のブータン産の♀(fig.421(9))は本種の♀と思われる。
Dorcus tenuihirsutus Kim et Kim,2010:67-69,figs.7(a-f),8(a,d,g)
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