大図鑑に載ってないクワガタたち(主に)
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Dynodorcusグループのオオクワガタ
(tkyk4 at 02/21 20:03)
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されますが、同所で得られることが確認されました。
もっとも個人的には元々D.curvidensの亜種とするのは違和感がありました。
♀も上翅の筋がややフラットで点刻の入り方でもD.curvidensと区別できます。
Dorcus hopei (Saunders,1854):50-51,fig.8 [Platyprosopus hopei]
[Type Locality] China[sny] Dorcus striatopunctatus Saunders, 1854:51,fig.5 [China].
Dorcus? striatus Saunders, 1854:53-54, fig.4 [China].
ラベルが確かならば中国の黄河以南に幅広く分布していることになります。
ssp.binodulosusと比較すると体形はやや幅広。
歯型はD.hopei独特の顎が太くてやや湾曲して内歯が重なるものから、
ssp.binodulosusと区別のつかないものまで多様な個体変異が見られる。
♀は前胸上縁が尖るか丸まるかで区別出来るのですが、
中間個体もいるみたいで確実とは言い切れないようです。
Dorcus hopei binodulosus Waterhouse,1874:6-7 [Dorcus binodulosus]
[Type Locality] Japan
日本〜対馬〜朝鮮半島〜中国(遼寧)に分布。
D.hopeiよりやや細身。
いろいろ見ましたが地域の特色のような形状の変異も見られますが、
やはり個体変異の域を抜けないでしょう。
ただ、対馬産は上翅がやや筋張っている印象はありました。
左:D.grandis
中:D.g.moriyai
右:D.g.formosanus
Dorcus grandis Didier,1926:146-148
[Type Locality] Xieng Khouang(Laos) prove
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