大図鑑に載ってないクワガタたち(主に)


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コツヤクワガタの仲間 (Odontolabis) その2
(tkyk4 at 02/09 16:02)
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ndonesien,S-Sulawesi,Torajaland,Bergland bei Makki
[sny] Chalcodes johani Ipsen,1999:6-10

ママサ周辺で得られます。
2004年頃にまとまって採集されたようですが、基本的に採集数は少なめのようです。
O.baderiに似るが、体色は明るく、顎中央に2本の内歯を備え、先端の端歯はより先端寄り。
頭部先端はヒサシ状になる。
前胸上縁部の切れ込み角度は浅い。
C.johaniは顎先端付近に長い内歯が1本出るタイプで、中歯型にあたる。


Odontolabis baderi (Bomans et Bartolozzi,1990):443-446,figs.1,4,7 [Chalcodes baderi]
[Type Locality] C.Celebes

南スラウェシ州のプルプル・ママサ・マッキから得られる。
基準産地は中央スラウェシ州ではなく、スラウェシ島中央部を指してるものと思われる。
O.alexsandraeに似るが、頭部・前胸は黒味が強くて上翅は赤みを帯び、光沢が強い。
顎の中央に1本の長い内歯を備える。
頭部先端はヒサシ状になり中央部が盛り上がる。
前胸上縁部は切れ込みが深くて丸みを帯びる。
産地によりやや変異が見られる。
♀はO.sarasinorumの次に入手がしやすい。


6.jpg
左:O.kikuchii (♀ Fujita,2010より)
中:O.nobuyukii (♀ Fujita,2010より)
右:O.taronii

Odontolabis kikuchii H.Ikeda,2000:30
[Type Locality] Tana Toraja,southern Sulawesi

トラジャのサダンやプルプルで得られる。
O.baderiに似るが、黒色で光沢が強い。
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