ヒョウモンクワガタは基準種のS.maculatus以外はどの種も珍品で馴染みが薄い種類です。
とはいっても、S.maculatusもあまり見かけませんが。
和名のヒョウモンクワガタと言う名前は基準種を元につけられていますが、
それ以外の種類はムナコブ同様に和名と一致しません。
それぞれが特徴的な種類なので同定は比較的に簡単とは思います。
上:S.maculatus 記載文 Klug,1825より
下左:P.irroratus Hope,1834より
下中〜右:Fujita,2010より
Scortizus maculatus (Klug,1825):432 [Lucanus maculatus]
[Type Locality] Rio de Janeiro
[sny] Pholidotus irroratus Hope, 1833:63 [Brasiliâ(Rio Janeiro)].
この属の基準種で、この種のみ黒色にヒョウ紋柄になります。
記載文は分のみですが、冒頭に細かい紋があると書かれているので、一般的な同定で間違いないでしょう。
S.prodigiosus Fujita,2010より
Scortizus prodigiosus Arnaud,Noguchi et Bomans,2007:2
[Type Locality]
フォルケプス・ノコギリのような顎が特徴的です。
S.signatusに似るが、頭部の赤い紋はぼやけた感
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