S.Vietnam F氏所蔵
南ベトナムの亜種としてはSsp.crassodontusの名前が出てきますが、
文献を吟味したところ A.specularisが本種の亜種に当たりそうです。
小型個体しか確認できていませんが
点刻は小さくてまんべんなく入り 光沢はかなり強いです。
大量のロンドンと比較して同定しました。
Aegus chelifer ssp.?
[Distribution] Ambon Is.
Ambon Is.
なぜか遠く離れたモルッカのアンボン島からチェリフェルにしか見えないネブトが得られます。
セラム・ネブトに極稀に混ざっていて 数回に分けて5頭ほど確認しました。
特徴は 顎は細くて 内歯は発達が弱く 光沢はやや強め。
スラウェシからもフィリピン・ネブトと言うよりはチェリフェルにそっくりな種類が得られるそうです。
スラウェシ産も非常に稀なようで 当方はまだ実物を確認できていません。
また
ウッドラーク島から得られたとされる
Aegus chelifer? (nec W.S.Macleay) Montrouzier,1855:27-28は
インシピドゥスのことだとされています。
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