スズムラ・ミヤマは本種とは区別されて記載されていますが、
同種と思われます。
分布の分け方は本種は福建で L.suzumuraiは広東と陝西。
本種はスズムラ・ミヤマと比べ
耳状突起が大きく側面に大きく張り出し 体型は太短く 顎は強く湾曲する
とありますが、
フッケン・ミヤマのホロタイプの写真の頭部がやや下向きになっているためと思われます。
また 顎付け根の内歯は大きな三角状との事ですが、
広東の個体群でもそのような特徴がある個体も見られます。
記載前にはL.boucheri,L.babaiと種名が付けられて売られている時もありました。
ただし、文献上に名前はありません。
Lucanus fujianensis Schenk,2008:7,fig.6
[Type Locality] China, Fujian, Umgebung Guangze, Wuyi Shan
[sny] Lucanus suzumurai Fujita,2010:12,102-103,figs.272(1-3) [Nanling,Guangdong,China].
![](https://fanblogs.jp/anotherstagbeetlesofworld/_pages/conv_default/file/417/MTEx.jpg?maxwidth=40%25)
Holotype Schenk,2008より
![](https://fanblogs.jp/anotherstagbeetlesofworld/_pages/conv_default/file/417/MjIy.jpg?maxwidth=40%25)
L.suzumurai Types
Fujita,2010より
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