広域分布の普通種で、野外ではほとんどが短歯という種類です。
基準産地はチベット。

シノニムのC.fasciatusはGemminger&Harold,1868のリストに
ビプラギアトゥスのシノニムとして名前が出てきます。
Var.nigripesは脚の黒い個体群で、
タイから東にはその様な個体が多いですが、
同所で赤い個体も得られますので型程度が妥当と思われます。

ミャンマー〜ネパールで得られる個体群は
点刻が荒くて　やや光沢が強い傾向がありそうです。


Prosopocoilus biplagiatus (Westwood,1855):200-201,fig.4 [Lucanus biplagiatus]
[Type Locality] Thibeta
[sny] Cladognathus fasciatus (Reiche) Gemminger et Harold,1868:950[non nadum] [Thibet].
Metopodontus biplagiatus var. nigripes Boileau,1905:17 [Au Tonkin,au Siam,en Cochinchine].

記載文の絵　Westwood,1855より

N.Thailand(飼育品)

N.Myanmar(飼育品)