新大図鑑でママサオニネブトとして不明種で紹介されている種類です。
フロンタリスとよく似ていて
両種を相当見ていないと区別は難しいかもしれません。

顎は直線的で　ケイ節が赤いのが特徴です。
大型個体では上翅の筋や点刻でも区別はできます。
これは記載文には書かれていませんが、
中ケイ節が本種は細くなります。

歯型で同定すると間違えることがあるので注意が必要です。
Mamasa,Ampanから得られるフロンタリスはよく似た歯型になります。

分布はママサ〜パルまで見られますが、
基準産地以外はやや少ないです。


Aegus bakrii Okuda,2012:25-28,figs.1-4,15
[Type Locality] Bussu,near Mamasa,South Sulawesi Province,Indonesia

Paratype

A.bakrii　Palu,Palolo

A.frontalis　Mamasa,Ampan