分布するプンチャック・パロポからはフロンタリスとプンクティトラクスも得られ紛らわしいです。
特にフロンタリスと本種はよく似ていて、
複眼縁がやや大きく膨らむ事 寸詰まりの体型
胴体がやや幅広 ケイ節が太短いなどで判別できますが
同定はやや難しいかもしれません。
フロンロンタリスを見慣れていると違和感を感じると思います。
南東スラウェシにもよく似た個体群がいて、
やや大型で 細身で 顎が長いなど形状は違いが見られますが、
交尾器はプンチャックエンシスそのものらしいです。
また 北スラウェシからもよく似た個体が確認されていますが、
古いラベルで1頭のみしか確認できなかったので
分布しているのかは確かではありません。
ただ ラベルは今現在の採集ポイントではない場所でした。
Aegus puncakensis Nagai in Mizunuma et Nagai,1994:33,283,fig.512(1)
[Type Locality] Puncak,palopo
![](https://fanblogs.jp/anotherstagbeetlesofworld/_pages/conv_default/file/388/MTEx.jpg?maxwidth=40%25)
ホロタイプ Fujita,2010より
![](https://fanblogs.jp/anotherstagbeetlesofworld/_pages/conv_default/file/388/MjIy.jpg?maxwidth=40%25)
最大個体 27mm
(C)F@N Communications, Inc.