2019年05月23日
『3月のライオン』幸田家の母
やまのです。
3月のライオンを見るようになってから、ずっと『幸田家の母』の気持ちを知りたいと思ってました。
養子ではなく『内弟子』(事実上は里子ってことかな?)として預かることになった『よその子』。
実の子どもたちも棋士を目指していたのに『よその子』に全く太刀打ち出来ず、次々に挫折していく我が子をどう見ていたのか。
それを44話(もうひとつの家)で知ることができて良かった。
ほぼ島本須美さんの語りで話はすすんでいくのですが、それがとても心地が良いというか。『幸田家の母』の気持ちが表れていて胸を打たれます。
桐山くんは本当に良い子で、ただ幸田のお父さんに認められるのが嬉しくて、ただ自分の居場所が欲しかっただけで…。
だからたくさんお手伝いや勉強をし、我が子の何倍も努力をした結果が『強さ』なのに、その我が子は強くなるための『努力』を放棄。挫折してボロボロになっていくのを目の当たりにするのはキツかったと思う。
でも、全て『桐山くんのせい』ではないって思うんです。お母さんもそれをわかっている。
一瞬にして大切な家族と居場所を無くした少年が、唯一『生きるため』に噛りつくしかなかった『将棋の道』。そのための血の滲むような努力をしていることを知っている。
そんな子に、たいした努力もしない我が子が勝てるわけない。
到底、プロの道でも通用しないってこともわかってたんでしょうね。親は。
結局桐山くんは何も悪くない。
やっぱり桐山くんはあの家を出て『正解』でしたね。
次は『宗谷冬司』について思ったことを書こうかな。
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