アニメ偉言

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ネテロが最期に発動させた貧者の薔薇（ミニチュアローズ）を受け、
メルエムは焼け焦げた仏像のような有様になった。（百式観音の呪い?）

これがピッコロ大魔王ならば、分身たる息子に復讐を託して爆死するところ。
これがセルならば、運よく残った核から全身を再生させて自ら復讐に赴くところ。
しかし、これはドラゴンボールではない。ハンター×ハンターだ。

メルエム「えもいえぬ美味…
楽園の…空気を吸うがごとく…
力が…みるみる満ちてくるのが分かる…
まさに妖精の霧（ミスト）…」

メルエム「何と力強く濃厚な…
天界から降り落ちたとしか思えぬ…
まさに…天使の雫…!」

メルエム「優劣つけること適わぬ由（ゆえ）…
共に極上の一品と断ずるに迷いの余地は皆無…」

メルエムはプフとユピーの一部を「食す」ことで回復した。
王との一体感を得たプフとユピーは無上の歓びと無償の愛の中、昇天する。

HUNTER×HUNTER総集編 Treasure 11 (集英社マンガ総集編シリーズ)


プフ（消去する!　下賎な人間〔ヒト〕の娘など!!）

メルエムは超完全体セル（パーフェクトセル）のごとくパワーアップしていた。
瞬間移動とまでは行かないが、超高速で飛行することが可能となった。

今のメルエムは爆発のショックでコムギのことを覚えていない。
欠けた記憶を取り戻すべく王宮に急行するメルエムの姿は、
ピッコロ大魔王の妖気を感じでキングキャッスルに向かう悟空のようだ。
プフはメルエムと種の未来を考え、先んじてコムギを始末しようと考えるが…

永井一郎さんが演じられた最後の劇場作品
『劇場版HUNTER×HUNTER−The LAST MISSION−』
DVD/BD発売決定!

劇場版 HUNTER×HUNTER The LAST MISSION Blu-ray


ナレーション「人と蟻でどこが違うのか。
奥の手にこれ（貧者の薔薇：ミニチュアローズ）を
選んだネテロの内にそんな想いが全く無かったと
言い切れるか。今となっては確かめようもない」

銀河万丈演じるネテロが壮絶に散った。
小型の核に匹敵するであろう爆弾でメルエムを道連れにして。

ネテロとメルエムは、ドラゴンボールの
亀仙人と初代ピッコロに対比される雰囲気を持つが、
メルエムに限っていえばセルとも非常に似ている。
ネテロの自爆はまるでセルのそれを彷彿させるではないか。

いうなれば、亀仙人がセルと同じ道を辿ったに等しい。
人と蟻でどこが違うのか。キメラアント。細胞合成型の人造人間。
セルと亀仙人がフュージョンしたセル仙人のごときコンフュージョン―

メルエム「天晴れだ。褒めて遣わす」
ネテロ「百式の零（ゼロ）を見せてやるぜ!」

HUNTER×HUNTER ： 6月に連載再開してやるぜ!
天晴れだ冨樫義博。褒めて遣わす。
アニメが終わっても再開しないと思ったわ。

Otaku USA [US] June 2014 (単号)


ネテロ（祈りとは心の所作。
心が正しく形を成せば想いとなり、
想いこそが実を結ぶのだ）

百式観音「零の掌」（ゼロのて）炸裂。
しかし、メルエムへのダメージは皆無だった。
固すぎてほとんどダメージが通らないラスボス。
RPGだったらとっくにコントローラを投げ出してる。

ネテロは最終手段として体内に埋め込んでいた
「貧者の薔薇」（ミニチュアローズ）という爆弾を起動。
命と引き換えに、メルエムを道連れにしようとする。
ピッコロ大魔王（ドラゴンボール）は爆弾ごときでは倒せないが―

ピトー（命懸けになる。でないとこいつの牙は、
王の喉元にも届き得るかも知れない!）

もうどっちが主人公か、善か悪か分からない。
コムギの命を盾にピトーを脅迫するゴン。

人類と蟻。

種の存続をかけた戦いの中で繰り広げられる私闘にして死闘。
もはや公私混同という言葉で表現できるレベルではない。
それだけ緊迫した展開が続いている―

ミラクルバトルカードダス「Jヒーローブースター 2弾」ブースターパック【AS02】 (BOX)


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パーム「暗黒の鬼婦神（ブラックウィドウ）」

パーム「黙って死ぬ!?
しゃべってから死ぬ!?
―それとも、死ぬ?」

パームがキメラアント化してキルアの前に現れた。
女王はもういないが、シャウアプフの能力だろう。
キメラアント化したパームは強化系能力を余すことなく発揮。
自らの髪を体に巻き、攻防一体の強化殺法を展開する―

HUNTER×HUNTER ハンター ハンター 31 キメラアント編 7 [レンタル落ち]


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ナレーション「王とネテロがついに
最後の戦いを始めようとしていた頃、
宮殿の地下では、催眠ガスで眠り込んだ
ブロヴーダにとどめを刺せなかった
イカルゴが今も泣き続けていた」

前回に引き続きネテロvsメルエム戦を描くかと思いきや、
場面は飛んでイカルゴのもとへ。原作とは大きく構成を変えてきたが…?

HUNTER×HUNTER 29 (ジャンプコミックス)


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ネテロ「ここは戦争兵器の実験場じゃよ。
心置きなく暴れていいぜ」

今回からネテロの声が故・永井一郎に代わり銀河万丈に。
随分声変わりが激しいが、戦闘モードのネテロと考えれば
まあ、あまり違和感なく馴染んでいけそうだ…?

HUNTER×HUNTER総集編 Treasure 10
(HUNTER×HUNTER総集編) (集英社マンガ総集編シリーズ)


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ユピー（冷静に怒り狂え!　破壊と構築の同居!
それを肉体で表現するのだ!!　怒りとは…
怒りとは撒き散らすものではなく
何かに向けるものなのだ!!!）

ユピー「ぶっ壊死て殺る夜!!!!」

怒りによる爆発をコントロールできるようになったユピーは
人馬一体のケンタウロスのような姿となり機動力を増した。
取り憑いたポットクリンによる破産が近づいているとはいえ、
それ以上にモラウの命が風前の灯で、身を隠していたナックルは―

劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影（ファントム・ルージュ）限定
HUNTER×HUNTER No.0


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プフ「蠅の王（ベルゼブブ）」

プフは自らを超微細粒子の分身と化す能力でモラウを欺いた。
残されたモラウ。入れ違いにユピーが現れ、そして
ナックルが現れ、新たなる乱戦へ―

HUNTER×HUNTER ハンターハンター キメラアント編 DVD-BOX Vol.2

キルア「神速（カンムル）」

ナレーション「キルアはこれを、
性質上、大きく二つに分けた。
自分の意志で肉体を操作する
『電光石火』と、相手の動きに感応して
自動的に肉体が働く『疾風迅雷』」

電気的負荷によって一時的に限界突破したキルア。
概念的にはワンピースのルフィ、ギアセカンドに近いかな。
オーラがバチバチ言ってるのはドラゴンボール、
セル編の超サイヤ人2悟飯を彷彿させるね。

このオーラのバチバチが超サイヤ人1と2を分ける大事な要素。
魔人ブウ編の悟飯は武道会を除いてそれがないから、
ダーブラや魔人ブウと戦った時は超2未満
（怒りでややパワーアップした超1）だったんだよね…

HUNTER×HUNTER総集編 Treasure 9
(HUNTER×HUNTER総集編) (集英社マンガ総集編シリーズ)


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