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2022年02月18日
フェイクスエードジャケット
漢方薬の考え方
漢方薬選びは、病院で処方されるより、
自分で市販薬を買うケースが
圧倒的に多いのではないでしょうか?
漢方薬局でアドバイスをもらったり、
漢方クリニックで処方されるのが
一番だと思いますが、
そうでない場合、そもそも漢方薬選びは
何を考えて選べばいいのかを、
ご紹介していきたいと思います。
「頭が痛いから頭痛薬を選ぶ」とか
「腹痛だから腹痛をおさえる薬を選ぶ」
などの「症状に対して使う使い方」は
漢方薬ではしません。
その症状が出た場合に、
その症状が出た原因は何なのか?
ということを見極めて、
原因にアプローチするのが漢方薬です。
ですので症状が同じでも薬は違うわけです。
知人の女性に
「漢方薬って全然あわなかった!」
という人がいました。
「風邪には葛根湯がいいって聞いたのに、熱が全然下がらなかった」
というのです。
確かに葛根湯は風邪のときに
よく使う漢方薬ですが、
冷えによる風邪に対して、
体を温める漢方薬なので、
熱が下がるはずがありません。
彼女は「症状に対して使う使い方」を
してしまったのです。