2022年04月11日
コロナ患者に使われた玉屏風散とは?
ひとつ前に書いた
コロナ患者に使われた玉屏風散とは
そもそも、普段はどういう時に
使われるのかをまとめてみました。
◆漢方では皮膚の表面には衛気(えき)
という気(エネルギー)が流れ、
体表をしっかりガードしていると考える。
◆玉屏風散はその衛気が不足した状態に
適する処方。衛気が不足すると汗をかき
やすくなるほか、 外邪に対する防衛力が
落ちて、風邪をひきやすくなったり、
なかなか治らずに長引いたりする。
温度変化にも順応しにくいため、
少しの温度変化でクシャミ、鼻水などの
アレルギー症状も現れてくる。
◆自汗があり悪風を感じ、風邪を
ひきやすく顔色が蒼白い。
また、疲れやすい、むくみやすい、
手足が冷えやすいなどの
症状もみられる。
病気が進むにつれて、発熱、頭痛、
浮腫、水様鼻汁、肌のカユミなどが
現れることもある。
◆玉屏風散や桂枝湯は、体表のバリアが
弱って、昼間でも汗をかく場合によい。
但し陰虚(体に潤いがない)から生じた
ほてりが、 夜中に汗を押し出し、
寝汗となる場合には六味丸がいい。
◆かぜや気管支炎、慢性鼻炎、花粉症、
慢性蕁麻疹、喘息の長期管理などに
応用されている。
≡≡≡≡≡≡≡おしらせ≡≡≡≡≡≡≡
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