戦後、カルピスは海外にも進出し、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなどで販売されるようになりました。1950年代にはテレビ広告を開始し、1970年代には「カルピスソーダ」が発売されました。現在では「カルピスウォーター」や「カルピスソーダ」など、さまざまなバリエーションが登場し、世代を超えて愛されています。海外では「Calpico」というブランド名で販売されており、国際的にも人気があります。
カルピスは、脱脂乳を乳酸菌で発酵させたもので、酸味と甘みが特徴です。乳酸菌が腸内環境を整え、健康に良いとされています。カルピスの名前は、カルシウムの「カル」と、仏教用語の「熟酥味(サルピス)」から来ています。カルピス菌は偶然発見されたもので、失うと二度と作れないと言われています。
毎年7月7日はカルピスの日として記念されています。カルピスは、100年以上にわたって多くの人々に愛され続けている飲料です。