勝利や喜びを表現する際に片手や両手を頭上高くに掲げる動作です。
1974年4月11日、ボクシングWBC世界ライト級王座に挑戦したガッツ石松選手が、チャンピオンのロドルフォ・ゴンザレスに8回KO勝ちし、王座を奪取しました。
スポーツ記者がこの姿勢を「ガッツポーズ」と表現し、この言葉が広まりました。4月11日は「ガッツポーズの日」と呼ばれています。
2,プロボクサー時代:
ヨネクラボクシングジム所属で、アジア人で初のWBC世界ライト級チャンピオンとなりました。
世界の強豪を抑えてタイトルを5度防衛しました。
生涯戦績は51戦31勝(17KO)14敗6分です。
3,タレント・俳優としての活動:
ボクシング引退後、コメディアンとして活動し、多くの作品に出演しました。
「OK牧場!」などの名フレーズでお茶の間を楽しませました。
4,政治活動:
1996年に森喜朗の勧めで第41回衆議院議員総選挙に東京都第9区から自由民主党公認で立候補しましたが、落選しました。
5,その他:
粟野町(現在の鹿沼市)出身で、「粟野町出身の名誉人」として額入りの顔写真が掲げられています。
ガッツ石松さんの波乱万丈な人生と伝説的なキャリアは多くの人々に記憶されています。