アップルは、人工知能を組み込んだ電子メールアプリに対する承認を見送った。同部門は、子供に不適切なコンテンツが生成される可能性があるため、ブルーメールの年齢制限を17歳以上に引き上げる必要があるとの見解を示した。ブルーメールにはすでにフィルタリング機能があり、年齢制限は4歳以上に設定されている。アップルは、新しい技術とそれがもたらすリスクを注視しており、AIに対するコンテンツモデレーションのために年齢制限を設けようとした。一方、マイクロソフトは、検索エンジン「Bing」のモバイルアプリをアップストアとグーグルプレイストアにリリースしたが、アップストアの「Bing」には年齢制限が付いており、グーグルプレイストアの「Bing」には年齢制限がないという。アップルは、2011年にAI技術を主流とすることに早くから取り組んでおり、2月の社員向けAIカンファレンスでは、コンピュータービジョン、ヘルスケア、プライバシーなどが主に取り上げられた。
Bing AI
アップルは、AIを使った電子メールアプリ「ブルーメール」の更新を承認しなかった。子供にとって不適切なコンテンツを作る恐れがあるからだ。ブルーメールは、いろんなメールアカウントをまとめて管理できるアプリだ。ブルーメールの開発者は、自分たちのアプリにはフィルタリング機能があって、年齢制限も4歳以上にしていると言っている。でも、アップルは17歳以上にするか、もっとフィルタリングするように言ってきた。開発者は、これは不公平だと思っている。他のAI機能付きのアプリは年齢制限がないからだ。 マイクロソフトもAI機能付きの検索エンジン「Bing」を作った。このアプリは、グーグルでは年齢制限がないけど、アップルでは17歳以上になっている。 アップルはAI技術に興味がある会社だ。音声アシスタント「Siri」やコンピュータービジョンやヘルスケアなどの分野でAIを使っている
https://news.yahoo.co.jp/articles/b95564687c4bef84af5ef1b4226e83610f48a2a6