今でいうと、世界を騒がせているコロナウイルスによる肺炎のように、古来より、季節の変わり目に邪気が生じると言われたことから、節分には「鬼は外、福は内」と声を出して福豆を撒くことや年齢の数だけ豆を食べること、恵方巻をほおばることなどによって邪気払いをする慣わしがあります。
その言葉の由縁は、江戸時代に儒学者が語呂合わせで『遠仁者疎道(おにはそと)不苦者有智(ふくはうち)』(仁に遠きものは道に疎し。苦しまざる者は智あり)と表したことのようです。
私は、今まで、節分には「鬼は外、福は内」と声に出して、意味も分からず福豆を巻いていましたが、還暦を迎えた今年から「仁、思いやりやいつくしむ心を磨くこと」「努力をして自分自身を磨くこと」を神様に誓いながら邪気払いをしたいと考え、早速今晩に実行したいと考えています。
私たちの仕事における『遠仁者疎道(おにはそと)不苦者有智(ふくはうち)』は、努力を積み重ね、日々の経験を大切にして技術を磨き、社会やお客様に対し、誠実で丁寧な、おもいのある仕事をすることです。
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