PingCAPが開発した分散型データベース「TiDB」とOpenAIの「ChatGPT」技術を組み合わせ、自然言語で質問を投げかけるだけでSQLクエリを自動生成する「Chat2Query」を発表した。TiDBはMySQLと互換性があり、大規模データを高速に処理できるため、Chat2Queryを利用すればSQLを書かずに欲しい情報を取得することができる。また、Chat2Queryは「思考フレームワーク」を利用して質問文の意図を解釈し、適切なSQLクエリを生成するため、検索領域でも新たな価値を提供するという。PingCAPはこのデモをGitHubで公開しており、自然言語で「PingCAPとTiDBのトレンドは?」と質問すれば、スターを獲得している数が知りたいのかどうかを理解し、最も適切なSQLクエリを生成する。これにより、SQLを書かずに欲しい情報を取得することが可能となり、PingCAPの新戦略として注目されている。
Bing AIの説明
「Chat2Query」は、「TiDB」と「ChatGPT」を組み合わせた機能で、自然言語で問い合わせられた質問に応じて、複雑なSQLクエリを瞬時に生成します。
例えば、「昨年の売上高はいくらですか?」という質問に対して、「Chat2Query」は以下のようなSQLクエリを生成します。
SELECT SUM(sales) FROM sales_table WHERE year = 2022;
このSQLクエリを「TiDB」で実行すると、昨年の売上高が表示されます。
「Chat2Query」は、「TiDB Cloud」というクラウド上で「TiDB」のマネージドサービスを提供するサービスにβ版として搭載されています。
以上が、「TiDB」と「ChatGPT」の組み合わせによるSQL自動抽出についての説明です。
https://enterprisezine.jp/article/detail/17488?utm_source=enterprisezine_regular_20230328&utm_medium=email
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