配信される衛星画像は一部を切り取ったものにすぎず、地図上にピッタリ合わせるためには、画像の回転や歪みを補正する「ジオリファレンス」という作業が必要なためだ。
ロシアとの関係悪化を懸念したNATOを中心にした欧米各国は軍の派兵など直接的な軍事介入こそしていない一方、携帯用の高機動ロケット砲システム「HIMARS」など、大量の軍事物資をウクライナ軍に供与している。
民間企業の衛星画像は、開戦前にロシア軍の戦車隊を捉え、報道を通じて話題になるなど、その威力を発揮していた。
SARは、宇宙空間の人工衛星から地表にマイクロ波を照射し、反射された電波の強さから、対象物の大きさや表面の性質や凹凸を計測する技術だ。
上空からの情報だけでは捉えることができない、集合住宅の地下室など地下施設や、地域の幼稚園などの被害状況を3Dデータとして掲載することで、これまで以上にリアルな記録を実現するとともに、ウクライナの市民をはじめとする世界中の協力者がプロジェクトに“参加”できるようになった。
ウクライナ全体において3Dマッピングが完了しているのは「全体の1%以下ではないか」と渡邉教授。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2208/13/news078.html
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