2018年10月08日
決断の時2019年:ラッダイト運動をするのかレバレッジをかけるのか
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おはようございます。あみゅさんです。余裕サイクルを回している人にとっては、その名の通り余裕な月曜日ですね。お仕事を効率よく余裕をもってこなしていきましょうね。連休の方は羨ましい〜。
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さて、昨夜は西郷どんにいつものごとく心を揺さぶられた後に、同じNHKで爆笑問題のマネーワールドを観ました。日頃西郷どん以外のテレビは全くと言って観ない僕ですが、孫正義さんも出るということとAIについての特集でしたので、さすがに見ないわけにはいかんやろということで観たのですが。面白かったですよ。皆さんもご覧になりましたか?
昨年の11月21日に「AIで仕事はなくなる?ベーシックインカム導入で未来型の仕事」という投稿の中で
僕なりの考えを書きました。興味のある方は読んでみてくださいね。
要約すると、
・AIでなくなる仕事
・子供の進路などは未来もよく考えて情報を伝えた方が良いこと
・AIやロボットが普通になってくると、ベーシックインカムも導入しないといけない
・ベーシックインカム導入で少子化も飛躍的に改善する
こんなことを書いています。
AI 第4次産業革命 第2次産業革命時のラッダイト運動が再び起こるのか?
昨夜のテレビで放映されていた、「AIが普及することで仕事がなくなる。大変だ。労働者デモを起こそう」という活動が世界各地で起こっていることについてと、放映されなかったことやその他付随することについて考えてみたいと思います。
労働者デモ・・こういう発想になるのが一般の雇用されている人々で、多くの方はそうなのではないでしょうか。
でも、中にはこれをチャンスと捉えて仕掛ける側に回る人もいると思います。
今回のAI台頭は「第4次産業革命」と言われ、よく孫さんが「すべての仕事が再定義される」と言っているほどインパクトのあるものです。なって言ったって、人間のIQがどんな天才でも180、普通の人は110とかですが、AIはIQ10,000らしいです。
そりゃ逆立ちしてもかなわない。勝負しようとすら思わないですね。
AI悲観論者もたっくさんいます。映画の「ターミネーター」みたいな世界が来ると。それは否定はできない予測不可能な未来。IQ10,000が自分で意識を持ち始めたらどんなことを考えるようになるか分からないですからね。ちなみに何かの動画で見たんだけど、現在のAIが導き出した「少子高齢化を改善する方法」はマイカーを普及させることだと。どういうロジックでそうなるのか僕らには分からない・・AIのみぞ知るです。
どっちに転ぶか予測不可能な未来・・孫さんもそれは否定はしていないので、よりよい方向に向かわせようとしていらっしゃるのだけど、、、
そんな孫さんがAIを引っ張る日本ですが、昨夜はこんなこともおっしゃっていました。「日本はAIの分野で世界にかなり遅れをとっている」と。多くの人々が悲観して否定的なことが原因でそういう事態になっていると。このまま足踏みしていたら、日本は世界から置き去りにされると。だから全速力で走ろうと。
確かに国の科学技術への投資予算も「前年を絶対に上回るな」と、あのアッソウ財務大臣が命令しており、日本は科学技術があまり進歩していないらしいです。企業の設備投資も海外ほど活発ではない。
たしかに、アメリカや中国その他のAIの実用化は物凄いスピードです。中国では顔識別技術他が物凄く発達しており、「今から犯罪を起こす人」を事前に逮捕するという、映画「マイノリティーレポート:トムクルーズ」みたいなことが現実に行われているみたいですよ。
他、AIによる将来のGDP伸び率も出されていました。中国がダントツのTOPで続いてアメリカ。日本などは中国の10分の一でした。最近の国際情勢に触れて、10年後には日本のGDPや軍事力は中国の10分の一になり、下手したら中国の属国になってしまうと2回ほど書いてきましたが、AIの影響でもそうなんですね。
そこで志高い孫さんが筆頭に、「全速力」で追いつこうとしていらっしゃるとのこと。ソフトバンクのARM社の4兆円での買収などはここでも以前書きました。具体的に行動していただいているわけです。だから僕らはスマホなどで便利なんだけど。でも、「全速力で勝負しても追い付けるかどうか、勝てるかどうか分からない」らしいです。だから、攻めまくらないといけないともおっしゃってました。
じゃあ、そんな中で僕らはどうすればいいのか?
イギリスの第2次産業革命の時みたいに「ラッダイト運動」をするのか?・・簡単に言うと機械に仕事を奪われる、奪われたと思った人々が機械を壊すなど暴動を起こしたもの。
その時は機械が人間の「筋肉」の部分にとって替わったわけですが、今回はAIが「人間の頭脳」に取って代わろうとしている。つまり頭脳労働者はほとんどが不要になる。
肉体労働も頭脳労働もAI、ロボットに変わられたら我々はどうやって収入を得ればいいの?・・そこで登場したのがベーシックインカムという概念です。(もうだいぶ前から議論され国によっては実験導入されていますよね。簡単に言うと、国民全員に年金みたいにお金をあげましょうということ。)
AIとベーシックインカムの関連について考えると大きく2つに分かれると思います。
・仕事を奪われて収入を得られないという部分だけを見た悲観的な考え。・・労働は人間だけがするものだ。収入は労働だけで得られるものだという考えに捉われている人々の発想。
・仕事はAIがやってくれるのだから、そこで得た利益は再分配されベーシックインカムという形で受け取ろう。・・こういう発想の転換ができる人もいます。
そして、ベーシックインカム導入でも色んな考えや議論があります。
A・人間が怠け者になってしまう。世の中怠け者だらけになってしまう。人類が退化する。
B・生きるのに最低限必要な収入は入ってくる(日本の場合、生まれたての赤ちゃんも含め1人当たり7万円とも言われています)ので、人間は人間らしい生き方をしよう。
昨夜の番組ではケインズのことに触れていましたが、ケインズが放った超重要な言葉は放映されませんでした。
ここで書きますね。「100年後、人類は歴史上はじめて余暇をどう過ごすか悩むようになる」というもので、1930年の発言です。100年後と言えば2030年・・今から11年後です。余暇をどう過ごすか?
人によってさまざまな考えを持つと思います。
@「やった〜、もう嫌な仕事はしなくていい。のんびり遊んで暮らそう」こういう人多そ〜。でも、暇すぎると何していいか分からい人も多そう。近所の掃除とかし始める人も出てきそう。
A「生まれたての赤ちゃん1人にも7万円支給されるのなら、うちも家族増やそう」これも多そうです。結果、少子化は長い目で見たら改善。
B「あきらめた夢に向かって進もう」・・これはとても良い効果だと思います。みんな夢があっても、若いうちの数年だけチャレンジして、大体が経済的な理由で諦めるのが一般的ですからね。
そして、Bにも通ずることだけど、レバレッジをかけようという人も出てくると思います。
簡単な例でいうと、AIの開発に関係する仕事をしよう。・・僕なんかは息子に「AIをやるなら大学に行っていい」と自分の脳みその限界を感じて息子に託していますw
この機会を利用して大儲けしてやろうという若い方は結構いると思うし、志高い方などは信念を持って夢実現に向かうと思います。
これまでも経済的な理由で夢や志をあきらめた人が多い反面、生まれつき裕福で日本や世界を変えようとした人もいます。坂本龍馬や孫さんはその代表格ですね。ぼんぼんに生まれて贅沢三昧する人や親の七光りで恩恵を受ける人が大半の中で後者は大変貴重な存在です。実際に世の中を変えましたから。
だから、ベーシックインカムと言う経済的な安心感があれば、夢をかなえる人も増えて、新しい職業や各自の得意分野で活躍する人も生まれると思うのです。それが、ここで書く「レバレッジをかける」ということです。
最近、「表現の時代の仕事」というタイトルでも書きましたが、仕事の概念が変わってきています。孫さんが言うように「すべての仕事が再定義される」ことが普通になってくると思います。
そこで、余暇をどう過ごすか悩むのではなく、せっかくできた余暇を自分の夢実現のために使おうと思う人がたくさん出てくれば、AIもまんざら悪くない。
だけど、ベーシックインカムが必ずしも導入されるとは限らないですし、財源確保はどうするの?という問題もあります。現状の議論では、年金や社会保険、生活保護などは廃止すると言われていますので、反対も数多く出てくるはずです。
だから、こんなどっちに転ぶか分からない世の中で、僕らはいまどういう行動をすればいいのかを真剣に考えないといけないですね。
それぞれがご自身の性格や家庭のことも含めて考えて、準備をしていくことが重要だと僕は思います。
10年〜15年後のことだとも言われていますが、これくらいはあっという間に過ぎてしまいます。オリンピックやワールドカップ3回分ほどです。それに進化はどんどん加速している。AIの得意技はディープラーニングと超高速。もうおっさんの頭では、、、となりそうだけど食らいつく気持ちを持っていたいものです。
昨日、今の教育現場では「自ら生き残る教育がされている」と書きました。デジタルネイティブでAIとの付き合い方もわかってて、おまけに自ら生き残ることを考える今の子供たちが大人になる。僕みたいなおっさんもそうだけど、ゆとり世代なんて10年後には物凄いジェネレーションギャップを感じると思います。モンスターみたいな大人が出てきますよ。
ラッダイト運動みたいなネガティブな行動をとるのか、ポジティブにとらえレバレッジをかけるのか。これを読んでいる方には是非レバレッジをかけてほしいと思います。
色々書きましたが、この分野に関しては全然書き足りないのが正直なところです。隙間時間や夜中につぎはぎで書いてるので、話が飛んだり誤字脱字があったりの僕の投稿ですが、今日も最後まで読んでいただき有難うございました。
後で修正なども入れて、後日この続きも書こうと思います。
ということで、それぞれが自分事として考え、置き去りにされないように、行動を起こしながら生き残るために準備をしていきましょう。
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